レシピサイトNadia
  • 公開日2016/11/05
  • 更新日2016/11/05

冷凍保存もOK!風味豊かな「ゆず」活用法

寒くなると食べたくなる鍋料理や温かい蕎麦やうどん。これらに欠かせないのが「ゆず」ですよね。「鍋を食べるために、ゆずを買ったものの使い切れなかった」という方も多いのではないでしょうか? そんなゆずの栄養や保存法、おすすめレシピを紹介します。

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冷凍保存もOK!風味豊かな「ゆず」活用法

 

ゆずの栄養は皮に多く含まれる!

ゆずにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには、抗酸化作用、コラーゲン生成の促進などの働きがあり、乾燥するこれからの季節に積極的に摂りたい栄養素です。

ビタミンCはゆずの実よりも皮に多く含まれているので、ゆずの皮を千切りにして、お吸い物入れたり、炊き込みご飯に添えたりと、さまざまな料理に使うことで、ビタミンCを摂取することができます。

また、ビタミンC以外にも、β-カロテンやヘスペリジンなどの抗酸化作用のある栄養素も含まれます。

 

ゆずの選び方と保存方法

ゆずは風味が命ですよね。選ぶときは、枝の切り口が茶色くなっていないものを選ぶと◎。また、実に傷がついておらず、はりがあるものを選びましょう。

保存するときはラップに包むか、密閉できる袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。ゆずの風味を楽しむためには、できるだけ早く食べるのが良いですよ。

皮の部分だけなら冷凍保存もOK。皮をきざんで冷凍しておけば、お吸い物などにいつでも使えます。

 

冬至に「ゆず湯」に入ると風邪をひかない!?

冬至にゆず湯に入ると風邪をひかずに過ごせるという言い伝えがあります。なぜ、冬至にゆず湯なのか由来は諸説ありますが、実際にゆず湯にはさまざまな効用があるようです。

ゆずに含まれる香り成分やビタミンCなどにより、肌あれ改善、リラックス効果、血行促進作用、冷え性改善などの効果があると言われています。

ゆずを丸ごとお風呂に浮かべたり、半分に切ってお茶パックなどに入れて浮かべる方法があります。

 

ゆずのおすすめレシピ

ゆずを買っても使い切れないという方も多いのではないでしょうか? 今回は、ゆずを使い切れるレシピを紹介します。

 

ゆずのはちみつ漬け

レモンのはちみつ漬けはよくありますよね。ゆずもはちみつ漬けにするととってもおいしいです。

寒い季節に、ゆずのはちみつ漬けを1切れマグカップに入れてお湯を注げば、ゆず湯の完成。身体の芯から温まります。

ビタミンCの補給もできて風邪予防にも◎です。ゆずは無農薬のものを使うと安心ですよ。

【材料(作りやすい分量)】
ゆず…1個
はちみつ…大さじ4

【作り方】
1. ゆずを洗いヘタをとり、5mm幅の輪切りにする。
2. 煮沸消毒した瓶などに、ゆずとはちみつを交互に入れていく。

詳しいレシピはこちら「ゆずのはちみつ漬け」

 

自家製柚子胡椒

ゆずが手に入ったら作りたいのが柚子胡椒。自家製の柚子胡椒を作り、市販のものと味比べしてもおもしろいですよ。

柚子胡椒を作るときは、青唐辛子の刺激が強いのでビニール手袋と眼鏡をし、換気を忘れずに!

柚子胡椒作りに決まりはありません。果汁や塩の分量で味が変わるので、お好みの分量で作ってみて下さい。

【材料(ゆず1個分)】
ゆず…1個
青唐辛子…20g
塩…小さじ1

【下準備】
・ゆずを洗い、ヘタや白く乾燥しているところを取り除く
・青唐辛子を洗い、水気を切っておく

【作り方】
1. キッチンバサミを使い、青唐辛子のヘタを切った後、縦半分に切り、種を取り除く
2. ゆずの皮をすりおろした後、半分に切り、果汁を絞る
3. すべての材料をミキサーにかける(少量のためハンディ・プロセッサーで行うとやりやすい)

詳しいレシピはこちら「自家製柚子胡椒」

 

ゆずは風味が命。食べきれない場合は加工するのが◎

いかがでしたか? ゆずは風味が命の食材です。食べきれない場合は、はちみつ漬けや柚子胡椒にして風味を閉じ込め、保存しましょう。

ぜひ、自家製のゆず保存食を作って、毎日の料理にゆずの風味をプラスしてみてください。

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