道明寺粉を使わなくても作れる関西風桜もちです。 着色はぶどうジュースを使っているので、桜色というよりパープルに近い色です。 ほんのりしょっぱさの感じるもち米とあんこがあと引く美味しさです。
ぶどうの風味と桜の香りが意外と合うさわやかな桜もちです。 あんこが柔らかすぎると丸めにくいので、その際はラップなしで1分ずつ加熱して水分を飛ばすと丸めやすいです。
もち米は洗ってから半日くらい浸水しておきます。 桜の花の塩漬けは水に5分くらい浸けて塩抜きします。
もち米を水切りして30分くらいおき、よく混ぜ合わせた【A】と一緒に耐熱ボウルに入れてラップをかけて600Wで8分加熱します。
一度取り出して、しゃもじで混ぜてラップをかけて600Wで2分加熱します。 取り出して、ラップを巻いたすりこぎで半殺し(半分くらいつぶす)にして5等分に分けます。
あんこは25gずつに5つ丸めます。 2のもち米であんこを包んで丸め、水気を切った桜の花の塩漬けをのせます。 ※もち米が手につきやすいので、水をつけながら丸めるときれいに仕上がります。
146688
がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。