残ったピクルス液はおいしく活用できる!
カラフルな常備菜「ピクルス」。野菜を食べきったあとは、大量にピクルス液が残りますよね。実はこのピクルス液、旨みも栄養素もたっぷり! 料理に使って、新しい魅力を発見してみましょう!
基本のピクルス液の作り方
まずは、基本のピクルス液のレシピをおさらいしましょう。
【材料】
酢…250ml
砂糖…大さじ5
塩…大さじ1
唐がらし(輪切り)…1本分
A 水…250ml
A 昆布…2g
お好みのスパイスやハーブ…適宜
【作り方】
【A】を鍋に入れて加熱し、沸騰直前に昆布を取り出します。他の調味料を加え、ひと煮たちさせればピクルス液の出来上がり。粗熱をとって保存容器に入れ、冷蔵庫で2週間ほどストックできます。
保存瓶やジップ付きの袋に野菜を入れ、ピクルス液を注ぐだけ。漬け置き1日目はサラダ感覚の浅漬け、2~3日を目安に食べきります。一度漬けたピクルス液に野菜を足すのは、1回までにします。
残ったピクルス液は、野菜の水分が出て薄まり、少し濁った状態。ちょっと不安に感じるかもしれませんが、そこには野菜の旨みや栄養素が染み込んでいます。鍋にうつして中火で4~5分加。軽く煮詰めてリメイク料理に活用しましょう。
ピクルス液には、野菜のビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは熱に弱いと言われますが、損失してしまうのは1~2割ほどなのです。加熱よりも気にしておきたいのは、むしろ水溶性ということ。つまりピクルス液は、体に美味しいビタミンの宝庫! 残さずいただきましょう。
揚げずに作る、鮭の南蛮漬け
鮭は揚げずに、フライパンで焼くだけで手軽にできる南蛮漬け。タラ・サバ・鶏肉でもOKです! 翌日までマリネすると、鮭の身が引き締まり、しっかり味に仕上がります。
【材料(2人分)】
鮭(切り身)…2切れ
タマネギ…1/2個
ニンジン…30g
ピーマン…1個
ブラックオリーブ…10粒
A ピクルス液…150cc
A 醤油…大さじ1
小麦粉…大さじ1
くわしいレシピはこちら
●『【ピクルス液リメイク】揚げずに作る、鮭の南蛮漬け』
甘酢あん温奴
レンジ加熱したふわふわ豆腐に、炒めた具材をたっぷり入れた甘酸っぱいだしあんをとろり。体の芯から温めてくれるほっこりおかずです。
【材料(2人分)】
豆腐…1丁
カニカマ…4本
シイタケ…2枚
えのき…1/2株
A ピクルス液…150cc
A めんつゆ (2倍濃縮)…大さじ2
A 片栗粉…小さじ1
くわしいレシピはこちら
●『【ピクルス液リメイク】甘酢あん温奴』
辛味鶏
フライパンでソテーした手羽中に彩野菜を炒め合わせ、甘酸っぱいタレを絡めてとろみをつけます。豆板醤を入れてキンと辛味をきかせたタレがたまりません。ごはんもビールもすすむ1品です。
【材料(2人分)】
手羽中…250g
ピーマン…2個
パプリカ赤・黄…各1/4個
紫タマネギ…1/2個
A ニンニク…1片
A ピクルス液…100cc
A 豆板醤…小さじ1
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●『【ピクルス液リメイク】辛味鶏』
捨ててしまいがちなピクルス液ですが、料理に使えばうま味倍増! 無駄なく、おいしくなるのでいいこと尽くしですね。ピクルスを作ったら、ぜひ普段の料理に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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