北イタリア生まれのチーズケーキ『ティラミス』を新茶の美味しい時季という事もあり、抹茶テイストのスコップケーキにアレンジしました。「日本×イタリア」でモダンな和を演出。マスカルポーネチーズのクリームには枝豆をすり潰して混ぜ、より一層爽やかな色味や風味、季節感を出しました。スイーツにしても美味しい枝豆、もはやビールのお供だけじゃないっ!!
えだまめは少し粗めにすり潰すと食感を楽しめます。フィンガービスケットに塗るシロップの量を控えめにすると出来上がりがフワッとしたスポンジ感になります。また、抹茶リキュールがない場合は(抹茶×ラムなどの酒類)を薄めのコーヒーに溶くと良いですよ。お子様向けには市販の抹茶ラテの元を使うと良いですが、抹茶はカフェインが強いので分量には気を付けること。グラスを使用して作ると見た目にも綺麗でおもてなし向きです。
えだまめを流水で解凍し、さや、甘皮を剥き、少し粗めにすり潰す。
フィンガービスケットをバットに並べる。A 抹茶リキュール50cc、水50ccを混ぜシロップを作り、刷毛でフィンガービスケットの両表面に薄く塗り、染み込ませる。その上から軽く抹茶をふりかける。
生クリームを8分立てにし、卵黄のボウルに加えて混ぜ、そこへメレンゲを加えてさっくりと全体がよく馴染むように混ぜ合わせる。
型にクッキングシートを敷き、底一面に[2]のフィンガービスケットの半量を並べ、上に[4]のクリームを半量のせ、均等に伸ばし広げる。さらにその上に同じ作業を繰り返し、フィンガービスケットとクリームを2層に重ねる。冷蔵庫で1〜2時間ほど冷やす。
皿に盛り付け、抹茶をふるう。
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前澤 泰爾
長野県生まれ。 大学卒業後、メンズカジュアルブランドの販売員としてアパレル企業に就職。 ファッションコーディネートを学びながらも、料理の世界に興味を持ち、飲食業に転職。 都内飲食店にて調理業務に携わり、独学にて調理師免許取得。イタリア料理店、スペイン料理店、ハワイ料理店などの店長、料理長を経て、日々食材や料理、人と向き合う。 その後、今までとは違う角度や観点から料理の世界を学ぶため、祐成陽子クッキングアートセミナー54期生として、食に係わるコーディネート、スタイリングを学び、フードコーディネーターの資格を取得。