本格カレーは難しい?
カレーを作るとき、市販のカレールウを使う人が多いでしょう。市販のカレールウを使うときは、適当に野菜を切って、肉を切って炒め、煮込んでカレールウを入れたら出来上がりです。これはこれで美味しいのですが、せっかくなら、カレーパウダーを使って、よりスパイシーな美味しいカレーを作ってみませんか。
身近な料理だけに市販のカレールウを使うのが当たり前になっていますが、自作のカレールウを作る方法も意外と簡単なんですよ。
通常、家庭でカレーを作るときは、説明書通りに作ることがほとんどですよね。ですが、どこかで「旨味」を加えてあげると、ほんの少しですが、自分だけのオリジナルのカレーになるんです。
どこで旨味を入れるか?
手作りカレールーの場合、カレー粉を入れる前のベースにオリジナルの旨味をぎゅっと詰め込みます。
今回ご紹介するカレーは、ベースを手羽先と玉ねぎ、にんにくとトマトの水煮缶で作ります。最初に手羽先をさっと炒めて取り出します。
その後、玉ねぎとにんにくを炒めて甘みを出し、そこにトマトの水煮缶詰と水を入れます。
煮立ったら手羽を戻して柔らかく煮込み、手羽先がトロトロになったら取り出して骨から肉をはずします。そして取り外した肉を鍋に戻したのがカレーのベースになります。
手羽先のトマト煮込みが味のベース!
旨味の元ができたら後は簡単です。これをカレーにしていきます。
カレーパウダーを直接入れ、水溶き片栗粉でとろみを付けてもいいのですが、ここはカレーパウダーと小麦粉を混ぜ、オリーブオイルを加えて炒めて香りが出たところで先ほどのベースを加え、とろみが出たところで鍋に戻し、塩、各種のスパイスで味を調えて仕上げます。
味の仕上げにはガラムマサラとウスターソースを
味の仕上げにはガラムマサラとウスターソースを使いました。ガラムマサラはインド料理の仕上げに使うスパイスで、インドでは家庭の味、各家庭のお好みで調合したりするということですが、日本では主にカレーの仕上げ用のスパイスとして調合されたものが売られています。
香りが強く、その香りが命なので料理の仕上げに加えます。これを加える事でパンチのきいた香りのカレーになります。そして、味の仕上げのウスターソースも結構、ききます。ウスターソースは身近なものですが、これには野菜の旨味と、香味スパイスが豊富に含まれているので、嫌味なく味を良くしてくれます。
トマトベースのチキンカレー
出来上がったのは、トマトベースの鶏煮込みカレーです。とろりと煮込んだ手羽先と、その煮汁が美味しいのは簡単に想像がつきます。そして、トマトの旨味が上乗せされ、程よい酸味のさっぱり感もあるので、暑い夏にもさっぱり美味しく食べられます。
この暑い夏に「ちょっと本格的なカレー」を作ってみませんか? 下の作り方動画を参考にご覧ください。
下の動画も参考にご覧ください。
ご飯にかけて食べると絶品ですよ!
パンと合わせると、お酒のつまみにもいけますよ。