誰でも皮カリカリのチキンステーキを作れる!
チキンステーキはファミリーレストラン、お弁当屋さん、コンビニ、どこにでもある人気の料理。誰にでも人気のチキンステーキですが、私はチキンステーキの皮はカリカリに焼きあげてもらえるとうれしい。逆に皮がフニャフニャで、噛むと脂が染み出てくるチキンステーキに当たると、それはそれで美味しいのですが、ちょっとがっかりしてしまいます…。
鶏肉の皮は嫌い…でもカリカリに焼いた皮は好き、なんて方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたのためにチキンステーキの皮をカリッカリに焼く方法をご紹介します。
特別な道具、調味料はいりません。鶏もも肉、塩、こしょう、フライパンがあれば大丈夫! どなたでも皮がカリカリのチキンステーキを焼くことができるコツを伝授しましょう。
皮がカリカリ!美味しいチキンステーキの作り方
【材料(2人分)】
・鶏もも肉 1枚(250g)・にんにく 1/2かけ・塩 小さじ1/2弱・黒こしょう 適宜・オリーブ油 小さじ2
・キャベツの角切り、ミニトマト、レモン、刻みパセリ 各適宜
【作り方】
1.鶏もも肉からはみ出している脂肪、皮を切り取ったら筋切りします。肉全体を包丁の先で2cm間隔くらいでまんべんなく突き刺します。
【ポイント1】肉全体をまんべんなく筋切りする
鶏もも肉には肉全体に筋が入っています。これを切るため、皮がついてる面、ついてない面、両方ともまんべんなく突き刺しましょう。
2.肉の両面に塩、黒こしょうをふり、金属製のバットにのせて15~30分室温に置きます。肉の温度を室温に戻すとともに味をなじませます。
【ポイント2】鶏もも肉は下味をつけて室温に戻す
牛肉の場合は、焼く直前に塩とこしょうをしますが、チキンステーキは下味をつけてからしばらく置いて肉を室温に戻します。こうすることで塩が浸透しますし、鶏もも肉の温度が室温に戻ることで熱が通りやすくなります。
3.にんにくは薄切りにします。キャベツはひと口大の角切りにします。レモンはくし型に切ります。
4.フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて中火にかけます。にんにくが泡立ってきたら弱火にし、フライパンを傾けて横に寄せ、にんにくがきつね色になるまで揚げ、きつね色になったら取り出します。
5.同じフライパンで鶏もも肉を焼きます。弱火のまま、皮目から入れて10分以上、じっくり焼きます。フタはしません。ときどき菜箸などで肉を押さえ、皮をフライパンに密着させてやります。
【ポイント3】皮目から弱火で焼き、フタはしない
皮目から弱火で10分以上かけて焼きます。皮目から時間をかけて焼くことで、皮の脂肪分と水分が抜け、カリカリになります。
水分を飛ばしたいのでフタはしません。皮目を下にし、鶏もも肉の上面の色が変わりかけるまで焼きましょう。
6.弱火で10分焼いたら中火にします。中火で皮にカリカリとした焼き目をつけます。この時、キッチンペーパーでフライパンの余分な油を拭き取ります。(動画をご覧ください)
皮にカリカリとした焼き目がついたら肉を返します。肉を返したら弱火にし、身の方にも焼き目をつけます。身の方の焼き目はすぐに付くので、焼き目がついたら火を消し、そのままフライパンの上で3~5分、フライパンの余熱を使って熱を通します。
【ポイント4】身はフライパンの余熱で熱を通す
身に焼き目がついたら火を消し、フライパンの余熱を使って熱を入れます。皮目は水分を飛ばし、身は水分を飛ばさないように焼きます。
7.肉の皮目を下にしてまな板に置き、包丁でひと口大に切ります。キャベツとミニトマトを添えた皿に皮を上にして盛り付け、刻みパセリ、フライドガーリックを散らし、レモンを添えたら皮カリカリチキンステーキの完成です!
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皮カリカリ チキンステーキ
こちらの動画でも作り方をご紹介しています。
焼き方のコツは動画で詳しく説明しているので、ぜひご覧ください! 動画では直径26cmのフライパンを使っていますが、このサイズなら3枚のチキンステーキがいっぺんに焼けます。ご家族がいる方は参考にしてくださいね。
上記で紹介したコツを使えば、誰でも皮カリカリのチキンステーキを焼けますよ。皮はカリカリ、身はしっとりしていて本当に美味しいです。ぜひ試してみてくださいね。
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