かにの殻と昆布でじっくり出汁を取った、旨味たっぷりの雑炊。かにの殻は食べ終わった後のもので十分です。出汁を取るといっても一晩浸けておくだけ、本格的な味の雑炊が簡単に作れます。
◆かにの殻・身の量が少ない場合は、かに缶などで随時補っても。◆塩麹を入れることでグンと美味しくなりますが、入れすぎるとかにの風味が楽しめないのでお塩と併用すると良いと思います。
土鍋にかにの殻とA 昆布1枚、酒大さじ1、水適量を入れ、弱火に15分ほどかけて火を止める。そのまま一晩置き、じっくりとかにの出汁を取る。
かにの殻と昆布を取り出した 1) を火にかけ、大根の葉とかぶの葉、かにの身を入れてB 塩麹大さじ1、塩少々で味付けする。煮立ったらご飯を入れる。
再び煮立ったところで仕上げの溶き卵をまわし入れ、一度蓋をして、好みのかたさに火を入れたらできあがり。
100227
庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!