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かにの殻と昆布でじっくり出汁を取った、旨味たっぷりの雑炊。かにの殻は食べ終わった後のもので十分です。出汁を取るといっても一晩浸けておくだけ、本格的な味の雑炊が簡単に作れます。
◆かにの殻・身の量が少ない場合は、かに缶などで随時補っても。◆塩麹を入れることでグンと美味しくなりますが、入れすぎるとかにの風味が楽しめないのでお塩と併用すると良いと思います。
土鍋にかにの殻とA 昆布1枚、酒大さじ1、水適量を入れ、弱火に15分ほどかけて火を止める。そのまま一晩置き、じっくりとかにの出汁を取る。
大根の葉とかぶの葉は軽く下ゆでして水気をしぼり、みじん切りに。かにの身は食べやすくほぐす。ご飯は水洗いしてぬめりを取り、ざるに上げておく。
かにの殻と昆布を取り出した 1) を火にかけ、大根の葉とかぶの葉、かにの身を入れてB 塩麹大さじ1、塩少々で味付けする。煮立ったらご飯を入れる。
再び煮立ったところで仕上げの溶き卵をまわし入れ、一度蓋をして、好みのかたさに火を入れたらできあがり。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみおいしいものが好きです♬ ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。