フォトジェニック「飾り巻き寿司」に挑戦♪
飾り巻き寿司は、江戸前寿司の技術の一つ「細工寿司」、房総地方の郷土料理「太巻き寿司」の技術から独自の発展を経て生まれた新しいジャンルの寿司です(JSIA寿司インストラクター協会HPより)。
和の絵柄やキャラクターをモチーフにした飾り巻き寿司は、作るのも楽しくて、見た目もキュート! おもてなしやプレゼントにも喜ばれます。本やネットで検索してみるとなんだか難しそうですが、初めての方でもできるものから、ちょっと手の込んだものまで、工程写真つきで詳しく解説します。
飾り巻き寿司の基本
1、食材に直接触らないよう、使い捨てのビニール手袋を着用します。
2、海苔は10㎝×20㎝のサイズを1枚とします。
3、海苔のざらざらした面に食材を置きます。
初心者さんにおすすめ!桃の花
【材料(1本分)】
すし飯 120g
ゆかり 3g
ちーかま 1本
焼海苔(10㎝×20㎝) 2枚+2/3枚
1、すし飯にゆかりを混ぜて5等分します。
2、焼海苔を写真のようにカットし、10㎝×20㎝を1枚、1/3にカットしたものを5枚用意します。
3、1/3に切った海苔の横にちーかまを置き、手前に5等分したすし飯を棒状にのせて巻く。これが花弁になります。ちーかまは長さ10㎝になるようカットします。
4、写真のように巻きすの上に海苔を1枚置き、真ん中に3で作った花弁1本をおきます。このとき、海苔が動かないように、海苔の両端にご飯粒をつぶして伸ばし、のりのかわりにしておくと良いです。
5、巻きすを持ち、V字になるよう2本の花弁をのせ、その真ん中にちーかまをおきます。さらに花の形になるように花弁を2本のせます。
6、花の形になっているのを確認し海苔を巻き付けます。花弁の間隔が均等になっていればOK! 巻きすで形をしっかり作ります。
7、海苔が落ち着いたら4~5等分して完成!
花の色は、市販の「でこふり」を使ったり、おぼろを使うなどしていろんな色にできます。
●詳しいレシピはこちら
運動会にも!にこにこ★スマイルマーク
【材料(1本分)】
すし飯 130g
卵そぼろ 30g
味付けかんぴょう(10㎝長さ) 5本
海苔(10㎝×20㎝) 2枚+1/3枚
1、すし飯に卵そぼろを混ぜておきます。。
2、海苔を写真のようにカットし、10㎝×20㎝を1枚、1/3にカットしたものを2枚、2/3にカットしたものを1枚用意します。
3、1/3枚の海苔を横に置き、かんぴょうを1本手前にのせ、くるくると巻きます。2~3巻きして余った海苔は切り落とします。これが「目」のパーツになります。
2/3枚にカットした海苔も同様に横に置き、かんぴょうを5㎝幅になるよう3本ほど手前にのせ、シート状にたたみます。これは「口」のパーツになります。
4、写真のように巻きすの上に海苔を1枚置き、両サイド4㎝ほど空けて、すし飯70gを均一な厚みでのせます。
5、すし飯の真ん中に20gのすし飯を4㎝幅で棒状になるようにおき、その上の両端に目のパーツをのせます。
6、目のパーツの真ん中の隙間は10gのすし飯で埋め、さらにその上に20gのすし飯を下と均一な厚みで平らにのせます。
7、口のパーツにすし飯10gをのせて湾曲させ、カーブが上になるようにセットします。口のパーツの海苔の部分をかくすように残りのすし飯をのせ、さらに口のパーツの横にもすし飯を足しておきます。ほっぺになる部分なので、足しておかないとげっそりしたスマイルマークになるので注意!
8、巻きすを左手で持ち、海苔を巻き付けます。円形になるよう巻きすで形を整え、海苔が落ち着いたら4等分して完成!
●詳しいレシピはこちら
【応用編】ハロウィンに★ジャック・オ・ランタン
今回紹介した方法を応用すれば、これからの季節にぴったりなジャック・オ・ランタンもできます! 鮭フレークを使ってオレンジ色にしています。三角形の目はきゅうりで、口はかまぼこで作ります。ハロウィンパーティーで注目の的となること間違いなし!
【材料】
すし飯 180g
鮭フレーク 30g
きゅうり 1/2本
かまぼこ 1本
焼海苔
●詳しいレシピはこちら
切って楽しい「飾り巻き寿司」。「どうやって作るの?」と疑問に思う方も多いはず。でも、作り方を見たら構造がわかって楽しいですよ! 1つ1つパーツを作って組み合わせるだけなので、コツをつかんだらだれでもかわいいデコ寿司ができちゃいます。色々な飾り巻き寿司を作って友達や家族に自慢しちゃいましょう!
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