日本生まれのかに玉丼「天津飯」
天津飯と聞くと中華料理と思っている方も多いのではないでしょうか。実は日本生まれの中華風どんぶり料理なんです。諸説ありますが、なんでも料理屋を営む店主がお客からの「早く食べられるものを」という要望に応える形で生まれたレシピなんだとか。
日本人好みに作られたこの料理は、ふわふわの卵と甘酢酸っぱいあんが絶妙で、スピード料理ながらもこれひとつでおなかいっぱいになれるのが嬉しいところです。
今回は卵とカニカマだけでできる天津飯の作り方をご紹介します。
甘酢あんの天津飯
甘酸っぱいあんがふわふわの卵と絶妙にマッチします。こちらは酸っぱさを少し押さえた仕上がりにしました。パパっと作れるから忙しいときやランチなどにおススメです。
【材料(1人分)】
ご飯…どんぶり1杯分
卵…2個
カニカマ…2本
グリーンピース…適量(なくても可)
A 水…150cc
A 砂糖…大さじ1
A 醤油…大さじ1
A 酢…大さじ1/2
A 鶏がらスープの素…小さじ1/2
B 片栗粉…小さじ2
B 水…小さじ2
【下準備】
【B】を混ぜ合わせて水溶き片栗粉を作る。
【作り方】
1. 小鍋に【A】と水溶き片栗粉を入れて絶えず混ぜる。とろみがついてツヤが出てきたら火を止める。
2. ボールに卵2個をを割りほぐし、カニカマ2本をほぐして入れ混ぜる。ここで盛り付け用のお皿にご飯をよそっておく。
3. 小さめのフライパンにサラダ油小さじ2(分量外)を入れて卵を落としたときにジュっとなるくらいまで温め、2を一気に入れる。
4. 菜箸でるぐるとかき混ぜながらふんわりと半熟状に火を通し、準備したご飯の上にスライドさせてのせる。
5. あればグリーンピースをちらす。
くわしいレシピはこちら
●『甘酢あんの天津飯』
定番にひと工夫!塩あんの天津飯
甘酢あんが苦手なかたはこちらの塩あんを試してみてはいかがですか。しょうが入りのシンプルな味で甘酢とは違った美味しさを味わえます。
【材料(1人分)】
ご飯 どんぶり1杯分
卵 2個
カニカマ 2本
青ネギ 適量(なくても可)
A 水 150cc
A 塩 小さじ1/4
A 鶏がらスープの素 小さじ1/2
A 生姜(すりおろし) 3g
B 片栗粉 小さじ2
B 水 小さじ2
くわしいレシピはこちら
●『塩あんの天津飯』
今回はカニカマだけで作れる簡単レシピでしたが、ねぎやシイタケなどを入れて具だくさんにするのもいいですね。忙しいときや節約したいときなど、ぜひ試してみてください。
●こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
・男子が喜ぶ!お安い豚こま肉で作る!豚丼レシピカタログ
・忙しい春に!包丁いらずの即席ヘルシー丼4つ
・ふわっとろ~な卵が決め手!究極の親子丼の作り方