甘辛いたれがよくからんでご飯ががすすむ和食の定番でもある「ぶりの照り焼き」 我が家でも大人気の献立です! 今回は手軽にフライパンで作り、ぶりの臭みとりからふっくら照りよく仕上げるコツをご紹介します。 覚えておくと魚料理が格段に美味しく仕上がりますよ! ぜひお試ししてみてくださいね。
●パックから切り身を取り出したときに汚れや水分が気になる場合は、洗わずペーパータオルで両目を押さえる程度にふいてから調理を始めましょう。水で洗い流してしまうとうまみが逃げてしまいます。 ●工程1で塩をふることで余分な水分と一緒に臭みをとり、身が程よくしまります。魚の臭みをとるためには大切な工程になります。 ●工程2のししとうは、お好みで添えてください。なしでも大丈夫ですし、長ねぎや大根おろしなどでも美味しく召し上がっていただけます。お好みのものでどうぞ。 ●工程3では、そのままペーパータオルでしっかり水気をふくだけでも大丈夫です。塩が気になる方はさっと洗い水気をふき取りましょう。 ●工程4の小麦粉は片栗粉でも代用可能です。薄くまんべんなくまぶしましょう。余分な粉は丁寧におとします。小麦粉をつけることでたれをからみやすくしふっくら仕上げます。また冷めてもかたくなりません。 ●工程5では、表側(皮目)にきれいな焼き色をつけるため先に焼きます。何度も上下を返すと身が崩れてしまうため返すのは1回にしましょう。こんがり焼き色がついたのを確認して裏返しましょう。 ●工程6で裏返してから、皮も焼き目がつくまでしっかり焼きましょう。こうすることでより臭みもとれ、皮も香ばしくなるため美味しく食べられます。 ●工程7で、いったん火を止めることで、その後の調味料の蒸発を防ぎます。また流れでる脂とともにぶりの臭みもさらにおちるので、たれと混ざらないように余分な油をふき取りましょう。ふき取ることでたれもからみやすく照りよく仕上がります。 ●工程8では、フライパンをゆすりながらしっかりたれをからめましょう。ぶりは上下を返したりせずにそのままの状態でたれをからめます。
バットにぶりの切り身をおき、塩を両目まんべんなくふり10分ほど置く。
置いている間に、ししとうを焼きA 醤油・酒・みりん各大さじ2、砂糖大さじ1を混ぜ合わせておく。
1のぶりをさっと洗って水気をペーパータオルでふき取る。
小麦粉を薄くつけ、余分な粉はきれいにはたく。
フライパンにサラダ油を中火で熱し、ぶりの表側(皮目)を下にして入れ2〜3分焼く。
焼き色がついたら裏返し、裏面も焼き色がつくまで2〜3分焼く。その間にぶりの身を立てて、皮の部分も焼き色がつくまで焼く。(30秒ずつくらいが目安)
8割程度火が通ったらいったん火を止め、余分な油をペーパータオルでふき取る。
A 醤油・酒・みりん各大さじ2、砂糖大さじ1を加えて再び中火にかけ、フライパンをゆすりながらたれをからめる。最後はフライパンを少し傾けてスプーンを使ってたれをすくい取りぶりの表面にかける。何度か繰り返し、とろみが出てきたら火を止める。
器にししとうとともに盛り付け、たれをかける。
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るみ
料理家
料理家。愛知県在住。2児の母。 著書📕【るみのささっと和食】 2022年5月31日出版(ワン・パブリッシング) Instagram @ru.ru_rumi 身近な食材や調味料を使ったお手軽簡単な和食ご飯、時短料理、名古屋めしを中心に発信しています。 子供達も成人し、現在はフルタイムで働いているのでできるだけ早く簡単に作れるレシピが中心。 今までの経験から作る我が家の毎日食べても飽きない和食がメインな食卓を皆さまにお届けできたらと思います。