プリンと言ってもいろんな種類がある?
卵と牛乳、砂糖で作る超定番おやつ「プリン」。子どもから大人までみんな大好きなデザートです。
でも、お店で売っているのをよくみると蒸しプリンや焼きプリンなど味や食感が違うものがたくさんあります。実は、これらはそれぞれ含まれる材料が違うんです。
「焼きプリン」と「蒸しプリン」の違い
そもそも「プリン」とは日本独自の呼び名。元々はフランスの料理「プディング」が由来といわれています。プディングは卵や牛乳などを混ぜた「蒸し料理」のこと。
その中でも「カスタードプディング」は砂糖が入った甘いスイーツ。これが、日本では「プリン」と呼ばれるようになったとか。また、日本ではオーブンで蒸し焼きにしたものを「焼きプリン」、蒸し器などで蒸したものを「蒸しプリン」と呼んでいる事が多いようです。また、ゼラチンで固めて作るものも「プリン」と呼ぶ事もあります。
とろーり口の中でとろけるプリンもいいですが、しっかりとした固さをもっているプリンはどこか懐かしい味で、ふと食べたくなる方も多いのではないでしょうか。今回はしっかりめの固さになる本当に美味しい「焼きプリン」の作り方を徹底解説します。
王道だけどやっぱり美味しい!焼きプリンの作り方
【材料(4個分)】
●カラメル
砂糖 50g
水 小さじ1
水 30ml
●プリン液
全卵 1個分
卵黄 2個分
砂糖 50g
牛乳 250ml
バニラオイル 数滴
この卵と牛乳の割合が美味しく作る鍵になります!
卵黄がプリンを固める働きをするので、多めに入れます。卵黄3個で作ってもOK。また、牛乳を少なめにする事でさらにしっかりした型くずれしにくいプリンになります。
【作り方】
1.まずカラメルを作ります。小鍋に砂糖を入れて中火にかけ、小さじ1の水を入れて混ぜながらカラメル色になるまで加熱します。
2.火を止めて、水30mlを注ぎます。カラメルが飛び散るので火傷に注意しましょう! それを、プリンカップに流し入れます。
3.プリン液を作ります。ボウルに卵を入れてかき混ぜたら砂糖の半量を入れて、ざらつきがなくなるまでよく混ぜます。
4.小鍋に牛乳と残りの砂糖、バニラオイルを入れて弱火にかけます。途中混ぜながら小さく沸騰したら火をとめます。
5.3を混ぜながら4を少しずつ入れて混ぜ合わせ、こし器でこしながら別の容器に入れます。
6.5をプリンカップに注ぎます。天板にキッチンペーパーを敷いて、約40度のお湯を1cmほど注いでプリンカップを並べます。この時、天板にキッチンペーパーを敷く事でプリンカップがずれにくくなります。
7.160度のオーブンで25~30分程蒸し焼きにします。
低温でじっくり蒸し焼きにする事で「す」も入りにくくなります。ご家庭のオーブンによって温度や焼き時間は多少変わるので調整してみてください。
冷やして、型からお皿に出しても崩れないくらいの固さに仕上がってますよ!
型から外すときは薄めのペディナイフで周りを一周します。
上にお皿をのせて押さえながら円を描くように何回かまわすと、ポトンと下に落ちる感覚があるので、そこでカップを外せばできあがり!
温かいままスプーンですくって焼きたてをいただくのもおすすめですよ!
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しっかり固めの!焼きプリン
いつまでも、多くの人に幅広く愛されているプリン。今ではいろいろなアレンジプリンが出ていますが、一度原点に戻って、基本のプリンを作ってみるのもいいかもしれません! 休日のおやつにぜひお試しくださいね。
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