冷凍パイシートで本格的なアップルパイを簡単に!
サクサクのパイと甘く煮たりんごの組み合わせが美味しいアップルパイ。お店では食べることも多いけれど、おうちでパイ生地から作るのは手間も時間もかかるし難しそう…という方も多いのではないでしょうか。そんな時に大活躍なのが冷凍パイシートです。
冷凍パイシートは大手スーパーなら400~500円前後で売られています。パイ生地がシート状になって冷凍されているので、使う分だけ解凍できてとても便利ですよ。
今回は、そんな冷凍パイシートを使ったアップルパイの作り方を写真付きでご紹介します。網目状にパイをかぶせて、お店で売られているような本格的な仕上がりのものを作ってみましょう!
お店みたいなアップルパイの作り方
今回使用したりんごは、「紅玉」で酸味が強い品種です。手に入りにくい場合は、酸味が強い別な品種を選ぶか、煮た後にレモン汁をお好みで加えると味のバランスが良くなります。
型は少し大きめの24センチのマンケ型にしましたので、りんごもたくさん使います。小玉なら6〜7個、大玉なら4個くらい使うとちょうど良いでしょう。
【材料(24cmマンケ型1台分)】
冷凍パイシート 1袋(4枚入り)
りんご(紅玉) 大4個(正味800gくらい)
砂糖 100g
溶き卵 適量
【下準備】
冷凍パイシートを解凍しておきます。常温なら10〜15分、冷蔵庫で解凍する場合は2〜3時間かかります。
おすすめの解凍の仕方は、使う日の前の晩に冷蔵庫に移しておく方法です。解凍したパイシートは早めに使い切ってくださいね。
【作り方】
1.初めにりんごのフィリングを作ります。りんごの皮をむいたらくし切りにします。
細かく切っても良いですが、今回は型も大きいですし、大きめの方がりんごを存分に味わえるのでおすすめです。
2.鍋にりんごと砂糖を入れて中火にかけます。焦げないようにときどき混ぜながら、りんごから出る水分がなくなるまで煮ていきます。
3.水分がなくなるまで煮たら、バットなどに並べて冷ましておきましょう。
4.りんごを冷ましている間に、パイシートの敷き込みをします。パイシートのサイズが型と合っている場合は、そのまま敷き込んであまった部分をナイフなどで切り落としますが、今回は型の方が大きいのでひと手間かけます。
まず、側面の部分を作ります。パイシートを縦に3等分に切って、それぞれにピケ(フォークなどで空気穴をあける)をしたら型の側面に貼り付けます。
5.次に、底の部分を作りましょう。パイシートを、型の底の部分より2〜3cm大きくなるように麺棒で伸ばし、丸く切り抜いたらピケをします。
4で型の側面につけたパイシートの上から、底になるパイシートをのせて貼り付けます。
6.敷き込んだパイシートの上に、冷ましておいたりんごのフィリングを並べます。
7.りんごの上に網目状にパイシートをのせます。2枚のパイシートを型と同じくらいの大きさまで麺棒で伸ばし、それぞれ縦に5等分にカットします。
型の端から端へ渡すようにしてパイシートを縦に5本均等に並べたら、今度は写真のように横に格子状に並べていきます。
横のパイシートはただ上にのせるのではなく、縦のパイシートの1本目の上にのせたら2本目の下を通す…というように、上下交互になるようにしましょう。
型の上で直接並べるのが難しそうでしたら、別の台の上で格子状にしてから型にのせるようにしても大丈夫です。
作業しているうちにパイシートがやわらかくなってしまったら、冷蔵庫で冷やせばまた固くなるので扱いやすくなりますよ。
8.パイシートのふちをフォークの背で押し付けて型に接着させたら、刷毛などを使い溶き卵を表面に塗ります。
9.いよいよ焼いていきます。まず、220度に予熱したオーブンで15分焼いてください。その後、200度に下げてから、今度は15〜20分焼きます。側面までしっかり焼き色がついたらできあがりです!
型から外すのは、粗熱が取れてからにしましょう。焼けてすぐに型から出すと、パイ生地が割れやすくなります。
また、完全に冷めてしまうと、型に生地がついて離れない時があるので、粗熱が取れたくらいで外してくださいね。
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冷凍パイシートで*お店みたいなアップルパイ
いかがでしたか? パイ作りはとても手間がかかって難しいイメージがあると思いますが、今回ご紹介したように、冷凍パイシートを使えばだいぶ楽に作ることができますよ。
自分で作ったできたてのアップルパイを食べるのは格別です! ぜひ一度試してみてくださいね。
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