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    • 公開日2017/11/16
    • 更新日2017/11/16

    【半熟卵の作り方解説付】とろ~りまろやかな黄身がたまらない!半熟卵+αの絶品おつまみレシピ

    急な来客や、ご主人の突然のリクエストで、何かおつまみを作らなきゃ!と、冷蔵庫をのぞいたけれど、何もない・・そんな時でも、卵ならありませんか?今回は、黄身がとろとろの半熟卵を作って、手軽なおつまみをご紹介したいと思います。

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    【半熟卵の作り方解説付】とろ~りまろやかな黄身がたまらない!半熟卵+αの絶品おつまみレシピ

    急な来客や、ご主人の突然のリクエストで、何かおつまみを作らなきゃ! と、冷蔵庫をのぞいたけれど、何もない・・そんな時でも、卵ならありませんか?

    朝ごはんに食べることが多い卵料理ですが、卵があれば、おいしいおつまみができます。黄身がとろとろの半熟卵なら、おつまみにぴったり! 半熟卵を使って、手軽に作れるおつまみをご紹介します。

     

    黄身がとろとろ~な半熟卵の作り方

    卵を茹でるだけの茹でたまごですが、茹で過ぎたり、逆に茹で足りなかったり、殻がうまくむけなかったり、理想の茹で卵を作るのは、意外に難しいですよね。また、卵を茹でるだけの工程なのに、聞いていると、人によって作り方が様々。

    黄身だけとろとろの半熟卵を作るときに大事なことはこの4つ。
    ・黄身の柔らかさ(黄身がとろとろ)
    ・殻のむきやすさ
    ・茹でている時に割れない
    ・黄身が片寄っていない

    コツをおさえて、おいしい半熟卵を目指しましょう!

     

    1、卵は室温に戻してから使う

    まず、使う卵ですが、できれば、買ってきたばかりの卵ではなく、少し経過した卵をつかいます。買ったばかりの卵だと、殻が白身にくっついてしまうことが多く、剥きにくくなってしまうからです。

    また、卵は、ひび割れをふせぐために、冷蔵庫から出したばかりの卵ではなく、室温に戻したものを使うようにします。

     

    2、茹でるのはお湯から

    茹でる時は、水からではなく、熱湯で茹でます。水から茹でるより、熱湯で茹でる方が、殻が剥きやすくなります。

    お湯を沸かしてから卵を入れると、入れたときに卵が鍋に当たってヒビが入ってしまうこともあるので、鍋に卵を入れてから、鍋にお湯を注ぎます。その時は、卵に直接お湯があたるとヒビが入ってしまうことがあるので、卵にあたらないように注ぎましょう。

     

    3、お湯は沸かしすぎない

    火加減は、グラグラ湧かない程度の火かげんにしましょう。沸きすぎると、卵が踊ってしまい鍋にぶつかってヒビが入ってしまいます。

    また、火にかけたら、しばらくの間、鍋の中で卵をごろがすように菜箸などでかき混ぜ、黄身の片寄りを防ぎましょう。

     

    4、ゆで時間は5分半

    今回は黄身がとろとろの茹で加減にしたいので、茹で時間は5分半くらいにします。

     

    5、茹でたらすぐに冷やす

    茹で終わったら、急冷することで、殻がむきやすくなります。流水で熱をとってから水につけ、水は何度か取り替えます。余熱でも黄身が固まるので注意! 茹でる時間だけでなく、冷まし方でも黄身のかたまり加減が左右されます。

     

    6、流水の中で殻をむく

    卵全体を軽く叩き、全体にひびが入るようにするとむきやすくなります。また、流水の下でむくと、剥きやすくなりますよ。

    ただ卵を茹でるだけの調理ですが、ちょっと気をつけれは、表面はつるんと、黄身はとろり柔らかな半熟卵になります。茹で時間は、使う卵の個数や、鍋の大きさ、お湯の量、冷まし方などで変わるので、自分のベストな半熟具合になる時間を見つけておくといいですね。

    また、生の状態では日持ちがする卵ですが、半熟の茹で卵にするとあまり日持ちがしません。
    今日食べないという場合は、殻をむかずに冷蔵庫で保存し、翌日には食べるようにしましょう。

     

    黄身がとろ~り半熟卵でできるおつまみレシピ

    上手にとろとろ半熟卵が出来たら、こんな食べ方はいかがですか? 半熟卵にちょっとトッピングするだけで、絶品おつまみの完成です♪

     

    ごま油と塩で

    ごま油と塩を混ぜたものを半分に切った半熟卵にかけるだけ。ごま油と塩を混ぜただけの簡単調味料ですが、香りもよく、まろやかな味わいがビールや焼酎のおつまみにぴったり。塩は、精製塩ではなく、ぜひ自然塩で作ってみてください。

    【材料(1人前)】
    半熟卵  卵1個
    ごま油  小さじ1/2
    塩    ひとつまみ
    小ネギ 少々
    いり胡麻 少々

     

    わさび醤油で

    わさび醤油と半熟卵の組み合わせも、おつまみ向きです。卵とわさび醤油だけでもおいしいですが、鰹節とカイワレ大根を混ぜたものを添えてみました。黄身が辛みをまろやかにしてくれるので、わさびはたっぷり使うのがおすすめです!

    【材料(1人前)】
    半熟卵  卵1個
    醤油 小さじ1/2
    わさび 適量
    カイワレ大根 1/6パック
    かつお節 1g

     

    ワインに合わせて

    半熟卵とパセリとベーコンの簡単おつまみ。半熟卵に材料を刻んでのせた手軽なレシピですが、味は太鼓判です。ワインと合わせたい一品です。

    【材料(2人分)】
    卵 2個
    ベーコン 1枚
    ブラックオリーブ 2粒
    パセリ 小さじ2(刻んで)
    松の実 10粒
    パルミジャーノ 3g(あれば)
    オリーブオイル 小さじ2
    黒胡椒 適量
    レモン 2片(お好みで)
    塩 少々

    くわしいレシピはこちら
    ●『半熟卵とパセリとベーコンの簡単おつまみ』

     

    中華風だれをかけて

    半熟卵にザーサイをたっぷり入れた中華風ピリ辛だれをかけます。ねぎや生姜の香りとピリ辛味が相性抜群。ビールが進むおつまみです。

    【材料2人分】
    卵 2個
    ザーサイ(味付き) 20g
    長ねぎ 2cm
    生姜 少々
    A 醤油 小さじ1
    A オイスターソース 小さじ1/2
    A みりん 小さじ1/2
    A 酢 小さじ1/2
    A 砂糖 小さじ1/4
    A 豆板醤 適量
    小ネギ 少々
    炒り胡麻 少々

    くわしいレシピはこちら
    ●『半熟卵とザーサイの中華風ピリ辛だれ』

    いつでも冷蔵庫にある卵を使って、とろとろ半熟卵のおつまみ。卵も立派なおつまみになります。黄身がとろとろの半熟卵とお好きな食材を組み合わせて、晩酌の一品にしてみてくださいね。

     

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    このコラムを書いたArtist

    笠原知子
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    笠原知子

    • フードコーディネーター

    フードコーディネーター・ スパイス香辛料ソムリエ・ パソコンインストラクター 素材の組み合わせ、スパイスや香味野菜使いなど、 家庭料理に一工夫加えて、 お酒とともに楽しむ普段の食卓が、 より賑やかになるようにレシピを考えています。

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