秋の味覚といえば、美味しいものがいろいろありますね。中でも、さんまは秋になると脂がのって美味しくなります。塩を振って焼くだけでも十分美味しいですが、他のアレンジレシピに挑戦してみるのもいいですね! 和風や洋風、エスニック風までアレンジ自在。今回は、フライパンでできる簡単レシピをご紹介します。
美味しいさんまの見分け方
さんまは、全体に張りがあり、背が黒く、腹側が銀色に光っているものを選びます。身がしっかりとしてお腹が固いものが新鮮ですが、売り場では触れないので、目が澄んでいて盛り上がっているものを選ぶようにしましょう。
脂がのっているさんまは、顔の後ろの背の辺りが盛り上がっていて、体が太く厚みがあります。また、脂ののったさんまは、口の先が黄色になると言われています。店頭に並んでいる秋のさんまをみると、口先が黄色いものが多いですよね。さらに脂がのってくると尾びれも黄色になってくるそうですよ。
いろいろ試したい!さんまを美味しく食べるアレンジレシピ
イタリアンにアレンジ!オリーブとパセリとトマトのソース
さんまをオリーブオイルで焼き、ブラックオリーブとパセリ、ミニトマト、松の実を使ったソースをかけていただきます。さんまは、焼く前に塩をふってしばらく置き、臭みのもとになる水分はキッチンペーパーなどでしっかりとふきとってから使うと美味しく焼けます。パセリに火を通すとかさが減るので、たっぷりと刻んで入れてください。ふっくら焼けたさんまの脂が、パセリの香りとよく合います。
【主な材料】
さんま
ブラックオリーブ
ミニトマト
松の実
パセリ
にんにく
白ワイン
醤油
バルサミコ酢
はちみつ
●詳しいレシピはこちら
『秋刀魚のソテー。オリーブとパセリとトマトのソース』
梅の酸味がアクセント!さんまの梅しそ巻き
さんまをくるくる巻いて焼いた梅しそ焼きは、脂ののったさんまとしその香りと梅干しの酸味が相性抜群。小さめの大きさなので、おつまみにぴったりです。さんまは、売り場で三枚おろしにしてもらえば手間なく作れます。スーパーの魚売り場でもサービスでおろしてくれるところが多いので、チェックしてみてください。
【主な材料】
さんま(3枚におろしたもの)
しそ
梅干し
醤油
日本酒
塩
サラダ油
●詳しいレシピはこちら
『秋刀魚の梅しそ巻き』
子どもたちも大喜び!さんまのカレー粉焼き
小麦粉とカレー粉を混ぜたものをさんまにつけて焼くことで魚独特のにおいをおさえたパン粉焼き。パン粉には粉チーズが入っていて、カリッとした食感とふっくらとしたさんまの美味しさが味わえますよ。少なめの油で揚げ焼きにしているので、料理の後の片づけも楽々。お子様にも喜ばれる味付けです。
【主な材料】
さんま(腹開きにしたもの)
パン粉
粉チーズ
カレー粉
小麦粉
卵
サラダ油
塩
●詳しいレシピはこちら
『カレー粉と粉チーズが隠し味。秋刀魚のパン粉焼き。』
食欲そそる♪さんまの中華風香り煮
ごま油が香る中華風の煮付けは、にんにく、生姜、長ねぎなどの香味野菜が、脂ののったさんまの美味しさを引き立てます。豆板醤と花椒で、辛みと香りをプラスすれば、さらに食欲をそそる味わいに。
【主な材料】
さんま
長ねぎ
にんにく
生姜
豆板醤
紹興酒(または日本酒)
●詳しいレシピはこちら
『秋刀魚の中華風香り煮』
さんまは、美味しいだけでなく、DHA・EPA・ビタミンなど、体にいい栄養がたっぷり! お好きなレシピを見つけて塩焼き以外にも和洋中いろいろなアレンジで、旬の美味しさをたっぷり満喫してください。
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