これから出回ってくる冬瓜を、えびのうま味と一緒に、寒天でゆるく固めた料理です。 柔らかくとろりと煮えた冬瓜と、透明感のある冷たいだし寒天が清涼感たっぷり!夏の食卓の一品にどうぞ。
大きく作って取り分けると、寒天が少ない分、離水しやすいので、一人分ずつ作るのがお勧めです。 かんてんクックを入れたら、弱火で1~2分、しっかり加熱して煮溶かしてください。 寒天は常温で固まります。固まる前に器に流してください。
冬瓜は皮をむいて小さめの一口大に切る。鍋に入れてかぶるくらいの水を入れ、竹串がすっと通るまでゆでて水けを切る。
えびは、殻、背ワタを取り、片栗粉(分量外)で軽くもんで水で洗い流して臭みをとり、水気をふいて1cm程度の大きさに切る。
鍋に酒、えび、しょうがのしぼり汁、塩少々(分量外)を入れて中火にかけ、炒るようにして加熱し、えびの色が変わったら取り出す。
同じ鍋に水、白だし、みりんを入れて中火にかけ、沸いたら①の冬瓜を入れて5~6分煮る。塩(分量外)で味を調え、火を止めて冷ます。冬瓜は、ひとり分ずつ器に入れる。
煮汁の量を計り、300mlを鍋に入れ(少なければ水を足す)、かんてんクックを入れ、混ぜながら中火にかけ、沸騰したら弱火にして1~2分加熱する。 鍋に③のえびを入れて、ひと煮立ちしたら火を止める。荒熱をとって冬瓜の器に流し入れ、冷めたら冷蔵庫に入れて冷やす。
好みでおくら(ゆでたもの)を小口切りにしてのせる。
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笠原知子
料理家・フードコーディネーター
フードコーディネーター・ スパイス香辛料ソムリエ・ パソコンインストラクター 素材の組み合わせ、スパイスや香味野菜使いなど、 家庭料理に一工夫加えて、 お酒とともに楽しむ普段の食卓が、 より賑やかになるようにレシピを考えています。