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    洋梨のタルト*タルトポワール

    • 投稿日2021/10/05

    • 更新日2021/10/05

    • 調理時間90(冷やす時間含まず)

    はじめてフランスに行ったとき、あまりにもキュートな洋梨の姿に釘付け!まるで道端で小さな捨て猫を見つけてしまった時のように、頼りなく柔らかなからだを傷つけないようハンカチで包み、そぉっとかばんに入れて帰国した。 熟すにつれて西洋の果実の香りが漂い、一人暮らしの部屋に帰るのが楽しみになった。 あれから30年、日本でも数えきれないくらいの品種ができた。 タルトの元祖と言われるタルトポワール。 一つ一つの工程を丁寧に、あの時の洋梨を思い出しながら初心に返るつもりで作ります。それにしても日本の缶詰侮れず、甘過ぎずとろんとしておいしい(*^-^*)

    材料直径20cmタルト型一台分

    • A
      無塩バター
      65g
    • A
      粉砂糖
      50g
    • A
      卵黄
      1個分
    • A
      卵白
      15g
    • A
      薄力粉
      130g
    • A
      1つまみ
    • B
      無塩バター
      50g
    • B
      粉砂糖
      50g
    • B
      1個
    • B
      アーモンドパウダー
      50g
    • 洋梨(半割り)
      5切(シロップ煮缶詰)
    • アプリコットジャム
      100g(+水30ml)
    • 打ち粉
      適量(強力粉)

    作り方

    ポイント

    工程中の※印に注意して作ればきっと素敵な洋梨のタルトが完成します(*^-^*)

    • バターと卵を冷蔵庫から出し常温に戻しておく。 小麦粉をふるっておく。

    • 1

      A 無塩バター65g、粉砂糖50g、卵黄1個分、卵白15g、薄力粉130g、塩1つまみ パート・シュクレを作る ・バターをヘラでクリーム状にし、塩と粉砂糖を加えて混ぜる。 ・溶き卵を少しずつ加えて混ぜる。 ・小麦粉を加えて混ぜる。 ・全体が均一になるようにまとめ、ラップかビニール袋で包んで冷蔵庫で1時間休ませる。

    • 2

      パート・シュクレの生地を冷蔵庫から出し、打ち粉を振ってめん棒で中央から端に向かって少しずつ円形に伸ばす。 生地の向きを変え、打ち粉をしながらめん棒で伸ばし、形が整い均等な厚さになるまで繰り返す。

    • 3

      型より少し大きめに伸ばしたら、めん棒に生地を巻き取って、型の上に広げる。

    • 4

      型を回しながら、型の底にすき間ができないように生地を敷く。 型に敷き込めたら、冷蔵庫で約30分冷やす。

    • 5

      B 無塩バター50g、粉砂糖50g、卵1個、アーモンドパウダー50g クレーム・ダマンドを作る。 ・ボールにバターを入れ泡立て器でポマード状にする。 ・粉砂糖を数回に分けて加える。 ・溶き卵を4回位に分けて加える。  ※卵を加えた後は毎回しっかり混ざってから次の卵を混ぜると分離しない。 ・アーモンドパウダーを一度に加え、全体に混ぜ合わせる。  ※混ぜすぎてに空気を含ませると、火を通したとき膨らんでしまうので注意。

    • 6

      洋梨(半割り)を出来るだけ薄く、同じ幅に切る。  ※切るとき洋梨の端を少しだけ繋げて切り分けないようにし優しくドミノ倒しをするようにずらす。

    • 7

      フォークで生地の底の部分に穴を開ける。

    • 8

      クレーム・ダマンドを絞り袋に入れて絞る。 または型に流し入れる。

    • 9

      ナイフまたはパレットナイフで洋梨を型に移動させ、放射状に並べて180℃のオーブンで約30分焼く。

    • 10

      アプリコットジャムに30mlの水を加えて煮詰める。 さらさらの状態からとろりとして刷毛で塗った時程よい厚みがでるくらいになったら火からおろす

    • 11

      焼きあがったタルトが熱いうちにジャムを手早く塗る。 ジャムが固まるまで自然に冷ます。

    レシピID

    411093

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    …gris

    フランス語のレシピ翻訳、メニュー 開発、料理撮影、テーブルコーディネート等を手掛ける。 フランスに留学後、リヨン郊外のリゾート開発に携わり約2年滞在。 自宅キッチンスタジオから、インテリア、お花、BGM、お酒とのマリアージュを楽しむ「少しの工夫でいつものごはんも極上のひと皿に」をコンセプトに素材を生かしたシンプルレシピを提案しています。

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