カリッとした食感の皮、ジューシーな具、油切れの良い後味。少し手間がかかる春巻きも、ちょっとしたコツを守って手作りすれば、お店の味、いや、それ以上のお味に仕上がります!具の作り方、皮の巻き方、揚げ方のコツを参考にしてくださいね。
・春巻きの具が水っぽいとはねる原因となるので、水溶き片栗粉でしっかりとろみをつけてください。水気の多い野菜の場合、片栗粉と溶き水の量を倍にしても。 ・春巻きは最初だけきつめに巻いた後、ゆるく巻くことで、空気を含んだパリパリの食感が楽しめます。 ・最初は低温で揚げることで皮の内側までしっかり揚がり、その後高温で二度揚げすることで、パリッとした食感に仕上がります。 ・春巻きの一部のみを揚げ油につけてから引き上げると、余分な油がよく切れてヘルシーに仕上がります。 ・酢醤油+粒マスタードが我が家の定番のタレ。さっぱりいただけます。
キャベツとにんじん、竹の子は千切りにする。 春雨は熱湯で3分ほど戻してザルにあげておく。
フライパンを中火に熱してごま油を入れ、ひき肉、にんじん、竹の子、キャベツ、春雨、塩を加えて木べらなどで混ぜながら炒める。
具が柔らかくなるまで5分ほど炒め、日本酒、醤油を加えて一混ぜし、同量の水で溶いた片栗粉を加え、とろみがついたら冷ましておく。
春巻きの皮を斜めに置き、2の12等分にした具を少し手前側にのせてしっかり巻き、左右の皮を内側に折ってから、奥に向かってゆるめに巻いていく。
春巻きの皮のとじめに同量の水で溶いた片栗粉をつけてとじる。
揚げ鍋に菜種油を入れて150℃に熱し、2、3分したら裏側も2分ほどあげて一度上げる。揚げ油の温度を180℃に熱し、表裏ともに1分ほど狐色になるまで揚げる。
416462
2021/09/30 16:41
2021/09/21 16:57
fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
惣菜店を約20年経営した調理師で、食品衛生にも詳しい。 現在は講談社コクリコ、Yahoo!ニュース、サンキュstyle、コクリコなど複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆している。 これまで生み出したレシピは800を超える。 旬野菜のおいしさを生かした大量消費レシピが得意。 お弁当歴14年。 編集プロダクション・出版社で編集経験あり。