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    主食

    野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)

    • 投稿日2024/05/02

    • 更新日2024/05/02

    • 調理時間30(「かぼちゃのピュレ」作りを除く)

    【野菜ピュレ + 他の食材 = 野菜料理】  ① 噛む力が弱くなった方にも食べやすいよう、野菜は柔らかく茹でて滑らかにすりつ    ぶしたピュレにします。  ② 野菜ピュレに他の食材を組み合わせ、主食から汁物まで様々な野菜料理を作ります  ③ よく使う野菜ピュレはまとめて作って小分け冷凍保存しておくと調理時間を大幅に    短縮できます。 【栄養豊富】  チーズやバターがたっぷり入ったかぼちゃのリゾットは栄養価も高く、お粥が常食の方 の体力増進におすすめです。  彩りもよく栄養豊富な野菜ピュレを様々な料理にご活用いただきたいと思います。  

    材料1人分「かぼちゃのピュレ」は作りやすい分量

    • 【かぼちゃのピュレ】
    • A
      かぼちゃ(皮、種を除く)2cm角切り
      100g
    • A
      ひとつまみ
    • A
      大さじ2
    • 【かぼちゃのリゾット】
    • ご飯
      100g
    • 玉ねぎ
      10g
    • かぼちゃ(皮、種を除く)
      20g
    • オリーブ油
      小さじ1
    • 無塩バター
      5g
    • 鶏ガラスープの素
      3g
    • 300cc
    • 少々
    • かぼちゃのピュレ
      50g
    • パルメザンチーズ
      6g
    • 無塩バター(仕上げ用)
      5g
    • オリーブ油(仕上げ用)
      適量

    作り方

    ポイント

    【美味しく作るポイント】 ① 噛む力が弱くなると食べるのに時間がかかるため、リゾットやお粥が団子状に固まっ  てしまうことがあります。ご飯を茹でこぼしぬめりを洗うと固まりにくくなります。 ② かぼちゃのピュレを常備冷凍保存することで、サラダ、ポタージュ、洋風茶碗蒸し、  ムース、ニョッキ、プリンなど様々なかぼちゃ料理を短時間に作ることができます。 ③ ピュレはこし器などを使ってこすと、よりなめらかな舌触りに仕上がります。

    •  

    • 1

      【かぼちゃのピュレ】を作る。 A かぼちゃ(皮、種を除く)2cm角切り100g、塩ひとつまみ、水大さじ2を耐熱容器に入れなじませる。ラップをふんわりかて600Wの電子レンジで5分加熱する。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程1
    • 2

      熱いうちにマッシャーで潰しなめらかなピュレにする。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程2
    • 3

      すぐに使わない時は、小分け冷凍パックで冷凍保存する。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程3
    • 4

      【かぼちゃのリゾット】を作る。 かぼちゃ(皮、種を除く)は7mm角に切り、玉ねぎはみじん切りにする。パルメザンチーズは削る。

    • 5

      鍋にご飯とひたひたの水(分量外)を入れ火にかけ茹でこぼす。ざるにあけ、流水で洗い表面のぬめりを取る。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程5
    • 6

      鍋にオリーブ油、無塩バターを熱し、玉ねぎを炒める。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程6
    • 7

      6に5のご飯、鶏ガラスープの素を加え、湯をひたひたに入れ強火にかける。沸いたら弱火にし時々ヘラで混ぜながら約14分煮る。かぼちゃの角切りを入れてさらに3分煮る。 *水分が足りなければ湯を少量ずつ足し、舌で潰せるくらいの柔らかさになるまで加熱する。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程7
    • 8

      かぼちゃのピュレ、無塩バター(仕上げ用)、パルメザンチーズを混ぜる。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程8
    • 9

      皿に盛り、香りづけにオリーブ油(仕上げ用)をまわしかける。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程9
    • 10

      【かぼちゃのピュレの調理例】 ●かぼちゃのニョッキ  かぼちゃのピュレに小麦粉を混ぜて、親指大に切って茹で  ればニョッキに。かぼちゃの甘みとチーズソーの塩気が絶 妙なハーモニー。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程10
    • 11

      ●かぼちゃの洋風茶碗蒸し  かぼちゃのピュレに卵、牛乳、生クリームを混ぜて蒸し器  で蒸せば洋風の茶碗蒸しに。滑らかで優しい甘みが止まら  ない美味しさ。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程11
    • 12

      ●かぼちゃのポタージュ  かぼちゃのピュレ、鶏がらスープ、牛乳を混ぜてレンジで  温めるだけで栄養満点のポタージュに。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程12
    • 13

      ●お粥で作るかぼちゃのおはぎ  葛粉で寄せたお粥をかぼちゃのピュレで作ったあんで包ん  だまん丸おはぎ。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程13
    • 14

      ●焼かないかぼちゃのプリン  かぼちゃのピュレと牛乳と砂糖と葛粉を混ぜて弱火で加熱  するだけ。焼かないプリンの完成。

      野菜ピュレ料理・かぼちゃのリゾット(介護食)の工程14
    レシピID

    478351

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    クリコ
    • Artist

    クリコ

    料理研究家・介護食アドバイザー

    • 介護食アドバイザー

     病気で食べることが困難になった夫のために、介護食を作ることになりました。はじめての介護食作りは戸惑うことばかりでしたが、気づくとその面白さに夢中になっていました。  私が作る介護食の特徴は、素材を手作りすることです!!  「食べづらい、おいしくない、見た目に食欲がわかない」などの悩みを解消するために、肉・魚・野菜料理のベースになる素材を手作りします。  手作り素材で作る料理は、見ても食べても美味しく、箸やスプーンで簡単に切れる柔らかさです。 ◆「加熱しても硬くならない肉素材」  ハンバーグのような肉だねを滑らかなペースト状にしたものが肉素材です。  加熱しても硬くならず、見た目は普通の肉料理。とんかつ、豚の生姜焼き、つ  くねなど、調理法も形も自由自在です。 ◆「加熱しても硬くならない魚素材」  鮭、タラ、エビ、ホタテなどで作る滑らかなすり身が魚素材です。肉素材同様  に和洋中の魚料理を作ることができます。 ◆「野菜ピュレ」   茹でた野菜をすりつぶしたピュレに他の食材を組み合わせて作る野菜料理   は主食から汁物まで彩豊かで栄養満点。工夫次第でレパートリーは無限大   です。 ◆「時短調理」   手作り素材は小分け冷凍保存することで調理時間を大幅に短縮します。  イタリア料理と和食の教室で教えた経験を生かし、手作り素材を使った料理レシピは180点。  「このレシピに出会えてよかった」「全部食べてくれた」「とにかくおいし  い」「介護食なのに家族で楽しめる」などたくさんの満足のお声をいただい  ています。    ご家族の皆様でご一緒にお楽しみいただければ大変嬉しいです。

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