「肉まん」「豚まん」地方によって呼び方が違う?
寒い季節に食べたくなる「肉まん」。関西生まれ、関西育ちの私は「豚まん」と呼びます。
理由は、関西が「牛肉文化」だから。肉じゃがや柳川風に使うお肉はもちろん牛肉! 「肉=牛肉」なんです。そのため、豚肉を使った肉まんは「豚まん」と呼ばれています。
神戸中華街は豚まんの激戦区。あつあつふわふわの豚まんをファストフードのように食べることができます。神戸中華街の豚まんを食べ歩いてようやく生まれた、本当に美味しい豚まんの作り方をご紹介します!
本格派!基本の肉まんの作り方
【材料(8人分)】
■皮の生地
強力粉または準強力粉 250g
砂糖 50g
塩 5g
牛乳(人肌程度の温かさ) 150ml
ドライイースト 3g
ラード 15g
■具材
豚ひき肉 200g
玉ねぎ 100g
A片栗粉 大さじ1/2
A醤油 大さじ1
A塩 2つまみ
A酒(あれば紹興酒) 大さじ1
A砂糖 小さじ1
A白こしょう 少々(多めがおすすめ)
Aしょうが(すりおろし) 5g
Aごま油 大さじ1
【作り方】
1.皮を作ります。
ボウルに生地の材料を入れて粉気がなくなるぐらいまでカードなどでよく混ぜておく。ボウルにラップをして、35度ぐらいの所で1時間ほど置いて発酵させる。もしくは35度のオーブンで45分ほど発酵させる。
(※時間はあくまで目安です。生地が1.5倍ぐらいにふっくらとすればOKです。)
2.玉ねぎはみじん切りにする。
3.別のボウルに豚ひき肉と玉ねぎ、Aを入れてよく混ぜる。
4.皮の生地を8等分にし、麺棒などで薄くのばす。
生地がやわらかくてべたつきやすいので、打ち粉(分量外)をしてください。
5.皮に具材を入れて包み込む。せいろに並べる。
6.鍋にお湯を沸かし、蒸気が上がったらせいろをのせて強火で10~12分ほど蒸す。
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本格派・手作り豚まん。
皮の材料にラードを使用していますが、サラダ油でも代用できます。ラードはコクを出しますので普段の豚肉料理、豚の角煮や煮豚などを作ったときに一度冷蔵庫で冷まして白い脂の部分を冷凍保存しておくと便利です。
肉まんの生地はパン生地のように一生懸命こねなくても大丈夫。皮生地にカレー粉を入れるとカレーまん、ケチャップを入れて具材にチーズなどを入れるとピザまんにもなります。アレンジ自在の肉まんレシピ、覚えておくととても便利ですよ。
意外と簡単に作れる肉まん、ぜひ家で作って蒸したてあつあつを味わってみてくださいね。
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