【牛乳入らずで鶏レバーの臭みとりで美味しく!】 栄養満点のレバーとニラの組み合わせはスタミナ満点! レバーの下処理は大変なイメージがありますが、煮魚などを作る前の下処理のように湯通しすることで臭みがとれます^^ 牛乳に浸けておくのも効果的ですが、臭み取りのために牛乳を買うという手間やコストもかかるっていう方には、湯通し方法をオススメします!
・今回の鶏レバーは豚肉や牛肉などのレバーよりも臭みも少なくて一般的にスーパーで売られており、手に入りやすいです。臭みをとるポイントは、 1.しっかりと血をとりのぞく(円錐のような形のハツの中には血の塊が入っているので切って取り出してください) 2.白い脂部分などは取り除いておく。 3.湯通しして臭みの原因となる脂や血を取り除く ※レバーを切ってからの方がレバーの内部にある血も抜けやすくなります。長時間つけておくと栄養や旨味が溶け出すので、注意してください。 4.フライパンで焼いている時に血がにじみでてこなくなるまで焼く 5.酒で臭みを緩和する 6.生姜の細切りを一緒にいれて、臭み消しにする 7.ニラやニンニクに含まれるアリシンが臭み消しの効能がある。 ※おろし生姜も良いですが、細切りにすることで一緒に食べた時に口の中でちょうどいい加減で生姜の味わいが広がり臭みが緩和します。おろし生姜と併用もオススメ! 以上が今回のレバニラ炒めの、鶏レバーの臭みを抑えて美味しく作るコツです^^ 今回は、家に牛乳がない!牛乳が飲めないので買うことがない!という方向けに牛乳を使わないレバーの下処理方法にしています^^ 臭みが気になる方は牛乳に漬け込むこともおこなってください。 ・ニラともやしは予熱で火が通りやすい野菜です。最後の仕上げに入れることでもやしから出てくる水分で、水っぽくならずニラもシャキシャキ感が残って美味しくなります。※10秒くらいの差でニラの根本の太い部分を入れて先の柔らかい方を後で入れるとよりバランスがとれます^^ ・もやしのひげはとる?とらない?っていうのがありますが、ひげは栄養分があるので気にならないならそのまま食べた方がオススメです^^ ・レバーとニラの組み合わせは疲労回復にピッタリです!レバーのビタミンB1は糖質をエネルギーに変える栄養であり、ニラの臭み成分のアリシンはビタミンB1の効能を高めることに期待できるので最高のコンビです^^ 他にも鉄分も多く含まれており、貧血防止やカラダを作るための栄養分がたくさん含まれています!
ニラは4,5等分に切り分ける(5cm分ずつくらい) おろしにんにく、生姜の細切りやレバーやもやしの準備をしておく
A 醤油大さじ1と1/2、みりん大さじ1と1/2、おろしにんにく1片、生姜の細切り1かけを加えて、水分がほとんどなくなるまで炒める。 ※この状態でしたらレバーの甘辛煮になります^^
もやしを加えて、30秒ほど炒めたら、ニラを加えて10秒ほど炒めたら火を止める。※もやしもニラも火が通りやすくて、もやしは長く炒めると水分が出てしまうので要注意。ニラは予熱でも火がすぐに通ります。
粗挽き胡椒をかけて、味見をして薄いようなら塩を加える。 お皿に盛り付けてたら完成!
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久保 たかひろ
旬食料理研究家
徳島県出身、大阪在住🏠 小さい頃から料理をすることが好きで、母が料理を作る側にいつもいて、料理を作るようになりました。大人になってから、デザイン系の仕事に就きつつも、好きだった料理の仕事を始めて10年以上経ちます。 料理を通じて喜んでいただけることに幸せを感じ、旬食料理研究家として、レシピ開発、飲食店営業、自家製調味料ワークショップ、料理教室など、食にまつわるサポートをおこなっています。 ・旬の野菜を使った料理 ・お酒が弱い人が作る!ごはんのお供にもなって、お酒のおつまみにもなるおつまみごはん ・発酵食品を取り入れた料理 ・定番料理 などを中心にレシピを発信しています。 身近なスーパーマーケットで購入できるような 調味料や、食材を中心に使って料理を楽しく!美味しく! そして、作って食べてもらえる喜びを味わっていただけるような 日々の生活に寄り添うような、それぞれの食卓に少しでも 笑顔が生まれることをモットーにしています。 ●趣味 ・写真撮影 ・都市伝説 ・歴史散策 ・サウナ ・旅行 ・映画、音楽鑑賞 ・食べ歩き ・マルシェ巡り ◆調理師 ◆発酵マイスター ◆サウナ&スパ健康アドバイザー ◆阿波ふうどスペシャリスト