今も昔もぶち当たる、「子どもが野菜を食べてくれない問題」
あけましておめでとうございます! 2023年、西暦の数字だけを見ると、もはや近未来に感じます(笑)。アレクサも、ルンバも、ペッパーくんも登場し、私の小さなころと比べてだいぶラクに家事ができる、暮らしやすい世の中となりました。
そんな便利な時代を生きている私たちですが、「子どもが野菜を食べない…」と悩んでいるママは今も昔も多いのではないでしょうか? 今回は、そんな「子どもが野菜を食べない問題」を解決するお弁当をご紹介します!
野菜たっぷり♪ひと口ハンバーグ弁当
うちにも小学3年、1年、幼稚園年少の3人の男の子たちがいますが、彼らも例にもれず野菜嫌い。しかも、長男は生野菜が嫌いだけどお味噌汁が大好き、次男は生野菜は好きだけどくたくたの野菜が嫌い、三男は「にんじん食べられるのえらいね」とほめられたからにんじんが大好きと、好みもバラバラで、私自身、野菜を食べてもらうのにいつも試行錯誤しています。
今回は、そんな我が家の子どもたちが大好きな「野菜たっぷりひと口ハンバーグ」がメインのお弁当を紹介します。たくさん作ってきた野菜レシピの中でも、3兄弟が満場一致で「大好き!」と言った、私の自信作です。
【アヤコの時短ポイント】メインのハンバーグは前日に仕込む!
それでは、お弁当を作っていきましょう! 今回は、前日の夜にメインのハンバーグを仕込むところからスタート。成形までしておけば、朝は焼いて味付けするだけで完成するので、ラクちん! 時間のあるときにたくさん作って、冷凍しておくのもおすすめですよ。卵焼きに使うほうれん草も、同じタイミングでゆでておきました。
野菜たっぷりハンバーグは、ひき肉の中にみじん切りにした野菜をたっぷり入れるのがポイント。ボリュームも栄養もアップしますよ。作るときのコツは、「肉だねをしっかりとこねること」と「成形時に手のひらで何回かたたきつけて、空気を抜くこと」。この2つを守ることで、肉同士がしっかりつながるし、焼いたときに割れにくくなりますよ。私は、子どもがパクパク食べやすいように、ひと口サイズに仕上げてます。
続いて、「ほうれん草とチーズの卵焼き」を作ります。卵液に、マヨネーズとケチャップ、砂糖を入れたことで、ふんわり感と甘みがアップするのがポイントです。
【アヤコの時短ポイント】卵焼き器をフル活用!
最後に作るのは、「クリームコーン」! このレシピは、特に小さいお子さんがいるママに大人気なんです。先ほど「ほうれん草とチーズの卵焼き」を焼いた卵焼き器を、洗わずにそのまま使って作るので、時短になります♪ レンチンして溶かしたバターに材料をすべて入れ、ぐるぐる混ぜたら卵焼き器で10~30秒程度炒めるだけ! バターもボウルで混ぜているので、油をひく必要がないのもラクちんですよ。
そして、最後に「れんこんの塩きんぴら」と、ちくわにきゅうりをさすだけの「ちくわきゅうり」をいれます。これらは、我が家の三男の推しレシピで、よく作り置きしているんです。忙しいお弁当作り、作り置きがあるとやっぱり助かりますよね!
さらに、たこさんウインナーを赤の彩りとして加えたら...ばっちり! 子どもたちが完食してくれる「野菜たっぷり弁当」のできあがりです!
前日にハンバーグを仕込んでいたので、かなり時短になりました! 卵焼き器で2品作ったり、作り置きを活用したりと、忙しい日でも大満足のお弁当に仕上がりますよ。
「第10回のお弁当の中身はこちら」
●『野菜たっぷりハンバーグ』
●『ほうれん草とチーズの卵焼き』
●『クリームコーン』
●『れんこんの塩きんぴら』
●『ちくわきゅうり』
●『たこさんウインナー』
朝から奮闘している姿はこちらの動画でチェック!
野菜を食べさせるミッション、栄養バランスを考えるミッションというのは、子育てをしていく上で絶対にぶち当たる壁です。私も試行錯誤しながら頑張っています。ただ、無理に食べさせようとすると、食べる方も作る方も疲れてしまいます。まずは、楽しく、子どもが美味しい! と言ってくれるものを中心に、お弁当作りがんばっていきましょうね!
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