「運動会」や「遠足」で喜ばれる華やか弁当
あんなに「暑い、暑い」と嘆いていた夏休みも終わり、秋の訪れになんだか寂しさまで感じるわがままな私です。みなさん、こんにちは! ここから年末年始までは、ノンストップの快速急行大晦日行きです。ほんとーーーーーーにあっという間です。後回しにしていたアレコレを少しずつ少しずつ整理していかないと、年末に「ひー!」となるので気を付けて過ごしましょう(自戒をこめて)。
1年の後半戦の楽しみなイベントといえば、「運動会」や「秋の遠足」ではないでしょうか。我が家の子どもたちも例にもれず、その大イベントを心待ちにしています。子どもたちの成長を感じることのできる、親にとっても楽しみなイベントですね。ちなみに私は小学生時代、地区一番の俊足でして、ついたあだ名はジョイナーアヤコ。それはそれは俊足で、カールルイスと親戚なんじゃないかと隣の小学校でも噂になったほどですよ(この話、今回のコラムに書く必要あった?)。
そこで今回は、運動会に子どもたちのテンションが上がるようなおにぎり弁当を作りたいと思います! 今回は10分越えちゃうかも…(汗)。
食べやすくてテンションも上がる、おにぎり弁当
いやいやアヤコさんよ、お前さん、普段からおにぎりばっかり作っているじゃんかYO! と思ったそこのあなた、大正解です! 我が家の子どもたち、おにぎりビッグラブです。ちなみに今年の夏休みはおにぎりを握りすぎて、日本昔話のおっかあ役の依頼がきても万全の状態で臨める勢いでした(なんの話?)。
そんなおにぎり大ベテランの私が、お弁当の蓋を開けたときの子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら、今回はいつもより少し華やかなおにぎり弁当を作っていきたいと思います。そして、メインおかずとしておすすめするのは、ひと口サイズでしかも揚げ焼き、主婦の強い味方のむね肉レシピです。それでは作っていきましょう!
【アヤコの時短ポイント】お手軽ミックスベジタブルを活用
野菜を切る手間が省ける上に調理も簡単、しかも彩り鮮やかなミックスベジタブルは、忙しい我らの心強い味方。おにぎりの具材としても大活躍してくれます。ウインナーと一緒に加熱して、味付けはコンソメという手軽さですが、大人にも子どもにも大好評の美味しさです。見た目もとってもかわいく、パクパク食べてしまいますよ。
私の鉄板レシピ「梅ひじきおにぎり」です。梅干しのすっぱさとひじきがとても食べやすい、運動会でぜひ作ってほしいレシピです。まだ暑さの残る中での運動会にもぴったりです。大葉を刻んで加えたり、いろいろアレンジして作ってみてくださいね!
【アヤコの時短ポイント】ブライン液に漬けて朝は焼くだけ!&うま味倍増!
今回のメインおかずは「のり塩チキン」。ここでおすすめしたいのが、前日に鶏むね肉をブライン液(水に対して塩と砂糖がそれぞれ5%の濃度で作られた液)に漬けておくこと。ブライン液に漬けておくことで、本当に驚くほどお肉がしっとり美味しくなるんです。前日に仕込んでおけば、朝は粉をまぶして揚げるだけ。むね肉を薄くそぎ切りにすることで揚げ焼き時間も短縮されますよ。せっかくの運動会弁当ですから省かずにやってほしい工程です。
我が家の男子たちがおやつにも作ってくれ! と懇願するほど大好きなのり塩チキン。ぜひぜひ作ってみてください。
ブライン液…パサつきやすい肉やかたまり肉のタンパク質を塩で分解し、砂糖で肉の保水性を高めてしっとりとした食感に変化させる調味液。私は普段、鶏むね肉3枚に対し水200ml、塩5g、砂糖5gでブライン液を作っています。1時間からひと晩漬けこみます。
【アヤコの時短ポイント】調味料いらずのおかずをマスター
そしてフィンガーフードとして大活躍しそうな「枝豆チーズ」。凝っていそうに見えて、チーズと枝豆を焼くだけの簡単レシピ! チーズの塩気が効いているので、調味料いらずなんです。忙しい朝でもあっという間に完成しますよ。お弁当の隙間埋めにも役立つレシピで、私もよく作っています。
そしてそして、私がジョイナー時代によく食べていた運動会の定番、「レモンの砂糖漬け」。これは運動会でも、子ども会のドッジボール大会でも必ず出てきた、だれかのお母さんの手作りレモンの砂糖漬けです。レモン(無農薬のもの)をスライスして砂糖に漬けるだけですが、体を動かす日の休憩時間のお供にぴったりですよ! 食べる日の3日前から仕込むのを忘れずに!
「第18回のお弁当レシピはこちら」
●『ミックスべジピラフ風』
●『梅ひじき』
●『のり塩チキン』
●『枝豆チーズ』
●『レモンの砂糖漬け』
●『卵焼き』
●『ウインナー』
この日のお弁当動画はこちらでチェック!
準備は大変だけれど、子どもたちのがんばる姿を見るとそんなこともすべてふっとんでしまう、素敵なイベント「運動会」! 美味しいものいっぱい作って、親も張り切って応援に行きましょう~!
それではまた来月、お会いしましょう。
これまでの連載はこちら!