寒い冬に食べたくなる、ポトフ( Pot-au-feu)を今回はご紹介します。 フランスの家庭料理の一つで、鍋に塊のままの牛肉やソーセージ、野菜類、香辛料を入れて長時間煮込んだものです。 たくさんの野菜が一度に摂れるので栄養満点です。 肉や野菜は食べやすい大きさに切ってからマスタードを添えて食べます。 *フランス語で「Pot」は鍋、「feu」は火を示すため「火にかけた鍋」といった意味です。 ★余ったポトフのスープを使った「オニオングラタンスープ」のレシピを公開中 https://youtu.be/8Gj3IT2OzPM
▶︎じっくり煮込むことで、それぞれの旨味をより引き出すことができ美味しく仕上がります。 ▶︎パースニップは独特の香りと甘味が特徴です。 ▶︎菊芋は滋味深い味が出て美味しい野菜です。 ▶︎野菜は、日本では手に入りにくいものもあるので、好みの野菜を使用して下さい。
モワル(牛骨髄)を前日に水に晒しておく。 野菜は全て洗っておく。
長時間煮るので、ポワローは大きめに切る。
人参(小さめ)は皮を剥き、掃除する。 *大きい場合はポワローと同じくらいの大きさにカット
パースニップは皮を剥き、ポワローと同じくらいの大きさに切る。
カブ、黄カブは4等分にし、面取りする。
菊芋は皮を剥き、カブと同じくらいの大きさに切る。
玉ねぎは皮を剥き、半分に切り、丁子(クローブ)を刺す。
セロリもポワローと同じくらいの大きさに切る。
ちりめんキャベツ(小さめ)は半分に切る。
ココット鍋に水を入れ、牛テールを水から煮る。
アクをとり、モワル、野菜、ブーケガルニ、海塩、胡椒を入れ蓋をして弱火で5時間煮る。
ソーシソンを加え、蓋をして煮る。 *ソーシソンに火が入ればOK
お皿に盛り付け、マスタードを添える。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。