ラザニアとは?
ラザニアとは、イタリア発祥の料理で、平らな板状のパスタにホワイトソース、ミートソース、ナチュラルチーズをミルフィーユ状に重ねてオーブンで焼いたもののこと。欧米では一般的に、平らな板状のパスタそのものを「ラザニア」と呼びますが、日本ではこの料理のことを「ラザニア」と呼ぶようです。
いずれにしても、ミートソースやチーズなど、うま味がぎゅっと詰まったひと皿は子どもから大人までみんなが大好きなごちそうですよね。ご家庭で作るのは面倒と思われるかもしれませんが、意外と簡単に作ることができます。今回は、ミートソースとホワイトソースから手作りする基本のラザニアの作り方と、餃子の皮や市販品を使って手軽に作るレシピをご紹介します。
基本のラザニアの作り方
【材料(4人分)※13×17×深さ3cmの耐熱容器1台分】
ラザニア用パスタ 6枚
牛豚合いびき肉 150g
玉ねぎ 1/2個
セロリ 1/4本
にんじん 1/4本
にんにく 1片
ローリエ 1枚
トマト水煮缶(カット) 1/2缶
白ワイン 50ml
Aトマトケチャップ 大さじ1
Aウスターソース 大さじ1
A砂糖 小さじ1
塩、こしょう、ナツメグ 各少々
B薄力粉 大さじ2
Bバター 10g
Bコンソメ顆粒 小さじ1/2
牛乳 200ml
ピザ用チーズ 80g
パセリのみじん切り 適量
【作り方】
1.【ミートソース】を作る。
玉ねぎ、セロリ、にんじん、にんにくはそれぞれ皮や筋を除いてみじん切りにする。
2.フライパンにオリーブオイル少々(分量外)を引いて弱火で熱し、にんにくを炒める。香りが立ってきたら玉ねぎ、セロリ、にんじん、ローリエを加えて中火で炒める。(ローリエを炒めることで香りが油に移り、風味豊かに仕上がります。)
3.野菜が薄く色づいてきたら牛豚合いびき肉を加え、強火でほぐしながら炒める。肉の色が変わったら、白ワインを加えて炒め、アルコール分を飛ばす。
4.3にトマト水煮缶(ホールタイプのものは手で潰してください)を加え、Aを加えて10分ほど煮る。塩こしょう、ナツメグをふって味を調える。
5.【ホワイトソース】を作る。
鍋にBを入れて牛乳を一気に注ぐ。
6.弱火にかけ、泡だて器で手早くかき混ぜる。とろみが付いたら、少しゆるいかなと思うくらいで火を止め、粗熱を取る。(余熱でも火が通るので、ゆるめで火を止めて大丈夫です。)
【ポイント】
簡単でダマになりにくい作り方です。牛乳を入れたら、弱火にかけながら泡だて器で手早くかき混ぜ続けてくださいね。
7.ラザニア用パスタは表示通りに茹でてザルにあげておく。
オーブンを200℃に予熱する。
8.耐熱容器にバター(分量外)を薄く塗り、ホワイトソースの半量を流し入れる。その上にパスタを2枚並べる。その上にミートソースの1/3量をのせる。
9.8の上にパスタを2枚並べる。その上にミートソースの1/3量、残りのホワイトソースをのせる。
10.9の上にパスタを2枚並べ、ミートソースの1/3量、ピザ用チーズをのせて、オリーブオイル少々(分量外)を回しかけて200℃のオーブンで15~20分焼く。焼きあがったらパセリのみじん切りを散らして完成です!
工程が多いように思われるかもしれませんが、ミートソースやホワイトソースは冷凍保存もできるので(冷凍保存の場合1か月をめどに使い切ってください)、あらかじめ作り置きしておくと、ラザニアが食べたいときにすぐに作ることができて便利ですよ。できたてアツアツを頬張れば、きっとみんなが笑顔になれるはず。華やかで存在感があるので、おもてなしやパーティーメニューとしても喜ばれると思います。ぜひ試してみてくださいね。
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基本のラザニア
餃子の皮で!モチモチお手軽ラザニア
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/145019
こちらは、餃子の皮と市販のミートソースを使って手軽に作るラザニアです。餃子の皮は2枚1組にして使い、少し手間ですが刷毛で水を塗りながら敷き詰めるともっちりとした食感が楽しめます。餃子の皮を使っているとは思えない本格的な仕上がりですよ。
●詳しいレシピはこちら
餃子の皮で!モチモチお手軽ラザニア
いかがでしたか? 基本のラザニアの作り方をご紹介しました。一度にすべて手作りしようと思うとやや面倒かもしれませんが、作り置きや市販品を上手に取り入れると時短になります。まだ肌寒い日もありますし、春のお祝いシーズンなど、みんなが集まる日のごちそうメニューとしてもおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
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