休日の朝食にぴったり!シンプルな基本のスコーン
シンプルな材料で作れるスコーンは、休日の朝ご飯やおやつによく作ります。パンとは違って発酵がいらないので、思いたったら1時間ほどで作れるんです。バターが香る焼きたては、そのまま食べても美味しいし、はちみつやメープルシロップをかけたり、フルーツと合わせたりするのもおすすめです。
スコーンの作り方
【材料(8個分)】
薄力粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ2
砂糖 30g
バター(有塩) 70g
卵 1個
牛乳 約50g(卵と合わせて100gに計量)
【作り方】
1.材料を準備する。
・バターは冷たい方が使いやすいので、角切りにしたら使うまでは冷蔵庫へ入れておく。
・卵はMサイズが1個約50g。牛乳と合わせて100gになるように計量する。(※卵と牛乳の量で生地の固さが変わります。)
2.生地を混ぜる。
ボウルに薄力粉とベーキングパウダー、砂糖を入れて混ぜます。角切りにしたバターを加え、指先でつまむようにしながら粉類となじませ、ぽろぽろのそぼろ状にしていきます。フードプロセッサーを使ってもOKです。(今回は有塩バターを使っていますが、無塩バターを使うときは塩ひとつまみを一緒に加えてください。)
3.生地をこねる。
全体がそぼろ状になったら、卵と牛乳を加えてヘラで切るようにさっくりと混ぜます。全体にまとまりが出て、粉っぽさが少し残るくらいで大丈夫です。
4.生地をのばす。
軽く打ち粉をした台に出し、生地をのばして半分に折りたたむことを数回繰り返します。外にはみ出た生地は上にのせて中に折りたたむようにしましょう。折り込むことでバターの層ができてサクッとした仕上がりになります。
5.生地をカットする。
粉っぽさがなくなったら、2等分にして厚さ2~3cmの円形にのばし、包丁でそれぞれ4等分にカットしてください。これなら型がなくても気軽に作れるし、生地もあまりません。ちょっと不揃いな感じも好きなんです。もちろん、型抜きをしてもOKです。
6.焼成する。
オーブンシートを敷いた天板にのせて、表面に薄く牛乳(分量外)を塗ります。180℃に予熱したオーブンで約15分焼いたら完成です。
やはり、焼きたてが一番のおすすめです。手作りならではの焼きたての美味しさをぜひ味わってみてください。
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『基本のスコーン。』
スコーンのアレンジいろいろ
そのままでも美味しいですが、はちみつやメープルシロップ、ジャムを添えるのもおすすめです。今回は、トッピングにおすすめのいちごソースの作り方と、基本のスコーンのアレンジレシピをご紹介します。
いちごソースをトッピング!
クロテッドクリームの代わりに水切りヨーグルトをのせて、手作りのいちごソースをかけました。小粒のいちごが手に入ったら作るこのソースは、電子レンジでサッと加熱するだけ。もともとヨーグルトソースとして作っていましたが、トーストやスコーンにもよく合います。
●詳しいレシピはこちら
『ごろごろイチゴソース。』
簡単!ふんわりミルクスコーン
スコーンのバターを折り込む作業がちょっと手間だなと思うときは、バターと牛乳の代わりに生クリームで作ります。バターを入れずに粉類と生クリームを混ぜていくだけで作れるので、より手軽です。表面はサクッと、中はふんわりな焼きあがりです。
●詳しいレシピはこちら
『ふんわりミルクスコーン。』
いかがでしたか? 休日の朝ごはんに、のんびりスコーンを作ってみるのもいいかもしれませんね。ぜひ試してみてください。
これまでのパン連載はこちら
・栁川さん家のパンのある生活