ちょっとしたひと手間で、家庭の味どころか、そこら辺のお店の味さえ凌駕する。そんな究極のカレーうどんをあなたに。
①スパイス炒め ②だしの引き方 ③でんぷんのα化
「サラダ油」 まずは油を。
「温める」 薄切り肉に焼き色をつけたいので、さっと焼けるように温めます。
「豚バラ肉」 どか~んと入れちゃってOK フツーの薄切りタイプです。
「軽くほぐす」 多少重なっててもいいのでざっと。
「焼く」 「片面だけ焼く」 片面だけに焼き色をつけます。両面しっかり焼くとペラペラになっちゃうので。
「目指すべき状態」 片面だけこんな感じで焼き色をつけたら...
「カレー粉」コツ① ここからスパイス炒めです。カレー粉の風味を具材につけておくことで、一体感を出します。
「長ねぎ」 斜め薄切りにしたものを。
「炒める」コツ① しっかり全体に馴染ませるように。
「目指すべき状態」コツ① こんな感じで黄色くなったらOK。因みに炒めたからといってカレーの風味が上がることはありません。
「油揚げ」 油揚げはバラバラ崩れやすいのでこのタイミングで。
「混ぜる」コツ① 火は止めます。崩れないようにサクッと。
「目指すべき状態」コツ① ぜ〜んぶ黄色くなったら準備完了。
「水」 フツーの水道水で。
「昆布」 買ったものの余らせがちなやつですよね。この際、使い切りましょう。
「浸けておく」 グルタミン酸の抽出最適温度は沸騰付近ですが、好ましくない成分が出るため、常温で時間をかけて抽出します。
「沸騰手前まで加熱」 温度が上がれば上がるほど、ぬめり、磯臭さが出るので、ゆっくり温めつつ沸騰付近まで持っていきます。
「昆布を取り出す」 煮立てる時間は必要ありません。ぽこぽこし出したらサッと取り出します。
「火を弱めて」コツ② さっき昆布が入っていた鍋です。削り節を入れた時に煮こぼれないように火を弱めて。
「混合削り節」コツ② ケチらず3つかみ入れます。このぐらい入れないとしっかりしただしは引けません。
「かつお厚削り」コツ② もしなければ、なくても大丈夫。クリティカルに影響はないので。もちろんあった方がいいけど。。
「煮出す」コツ② このまま、煮こぼれない程度の火の強さで4分煮ます。
「軽く灰汁を取る」コツ② 次から次へと出てくるので、ざっくりでOK。あんまり几帳面に取りすぎるのも良くないです。
「4分後」コツ② 良い香りが漂います。かつお節のそれとは違って、やや雑味を感じる香りですが、カレーと対峙するためです。
「花かつお」コツ② これがいわゆる"追いがつお"。かつお節の役割は"香り"の補完です。
「煮出す」コツ② ここでは1分。要は"合計5分"ってことです。
「さっきの鍋」 ここで具材をスパイス炒めしたところに、、、
「漉す」 漉しつつ、直接流し込みます。
「多少押し付けてもOK」 よく"絶対押し付けるな"とか言いますが、ほとんど差は出ません。しっかり絞って。
「目指すべき状態」 これでスープの"ベース"は出来上がり。
「ひと煮立ち」 一旦、煮立てて...
「うどん」 今回は袋麺のタイプを"袋を開けてそのまま"使っていますが、冷凍うどんの場合は茹でほぐしたものを入れて。
「さっとほぐす」 冷凍うどんの場合はほぐし済みなので、不要な工程です。
「火を止める」 ここで火を止めます。この温度がルウを溶かすのに最適な温度なんです。
「カレールウ」 目安は3皿分。もし最後の段階でとろみが強すぎる場合は"とろみをつけてから"水を足して。
「ルウを溶かす」 菜箸でつまんでグルグルやると溶かしやすいです。
「完成」 お好みで薬味を添えて。
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こじまぽん助
分子調理学研究家・ビデオグラファー
料理の「それが知りたかった!」をあなたに。材料が同じでも、テクニックがなくても「作り方ひとつで」確実においしく作れるレシピをご紹介。 料理の「全ての工程には、おいしくなるための理由が必ず存在」しています。動画では、それを誰にでもわかるように解説しています。 普段は裏方として、映像制作/マーケティングを中心に事業展開しています。 主たる業界として、 ①食品/調味料/飲料メーカー ・WEB CM 制作 ・レシピ開発 ・パッケージ写真 ・料理動画 ②建築/美容/SaaS/金融/自動車/アパレル/その他色々 ・WEB CM 制作 ・街頭広告 制作 (渋谷スクランブル交差点等) ・交通広告 制作 (山手線/タクシー等) ・TV CM 制作 ・短編ドラマ制作 ・SNS 運用支援 ・ナレーター/声優 (年に数回だけ) 等を上流から下流まで担当。 年間200〜300本程度の動画を制作しています。 <映像関連 所属/会員> ・だから、LUMIX。運営委員会 (2023/1〜) ・LUMIX 公認クリエイター (2023/3〜) ・LUMIX 公式パナチューバー (2020/9〜) ・LUMIX プロフェッショナルサービス (2019〜) ・SIGMA プロフェッショナルサービス (2023/2〜)