• 公開日2022/02/15
  • 更新日2022/02/15

本当に美味しい湯豆腐|何度も作りたい定番レシピVol.254

湯豆腐はあっさりしていて味気ない…と思っている人にこそ試してほしい! 極上湯豆腐の作り方を、コツ満載でご紹介します。豆腐をやわらかく、スを入れず仕上げるポイントから、湯豆腐を飽きずに楽しむ薬味、湯豆腐のたれ2種まで。寒い日にしみじみ美味しい湯豆腐を味わってみてくださいね。Nadiaで人気の料理研究家が自信を持っておすすめする定番レシピシリーズです。

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本当に美味しい湯豆腐|何度も作りたい定番レシピVol.254

 

寒い夜のごちそう!しみじみ美味しい「湯豆腐」

寒くなってくると恋しくなる湯豆腐は、冷えきった体を温めてくれる冬のごちそうです。その歴史は古く、江戸時代にベストセラーになりグルメブームを巻き起こした、豆腐料理が100種類載った料理本『豆腐百珍』にも登場し、江戸の人々にも愛されていた「湯豆腐」。

昆布と豆腐を水に入れて火にかけて温めるだけのシンプルな料理なのですが、豆腐がかたくなる、スが入って食感が悪い、あっさりして味気ない…と、意外と悩みも多いメニューです。

今回は、豆腐をやわらかく、スを入れず仕上げるポイントから湯豆腐を飽きずに楽しむ薬味、湯豆腐のたれ2種までを詳しくご紹介します。

少しのコツで「湯豆腐ってこんなに美味しかった?」とみんなが驚く極上湯豆腐が楽しめますよ。

 

基本の湯豆腐の作り方

 

【材料(2人分)】

豆腐(絹ごし豆腐) 1丁
水 1L
昆布 5×5cm
塩 ひとつまみ

 

【作り方】

<下準備>
◆土鍋に水と昆布を入れて30分置く。

【ポイント】
・昆布を先に水に入れておくことで、昆布がやわらかくなりうま味がスムーズに溶け出しやすくなります。
・昆布だしの美味しさはグルタミン酸とマンニットという成分で、昆布の表面についている白い粉がマンニットです。マンニットは水に溶け出しやすいので、汚れは洗わずに固く絞った布巾などで拭き取ってくださいね。
・湯豆腐に使う昆布はできれば「利尻昆布」がおすすめ。クセがなく、澄んだうま味のあるだしが楽しめます。
・湯豆腐に入れるだし昆布は、ぬめりや雑味が出ないように普通に料理に使う分量より少し少なめに入れてください。

◆ボウルに水を入れて豆腐をそっと入れる。

【ポイント】
・豆腐を新しい水に入れることで、豆腐に残っている大豆の苦味やニガリ成分が抜けて甘くなります(ニガリを使っている豆腐の場合)。
・豆腐は絹ごし豆腐でも木綿豆腐でもどちらでも大丈夫です。なめらかな食感が好きな方は「絹ごし豆腐」、歯ごたえと食べごたえが欲しい場合は「木綿豆腐」を使用してください。
・湯豆腐は豆腐の美味しさを最大限に味わう料理なので、ぜひ少しこだわった美味しい豆腐で作ってみてくださいね。

◆キッチンペーパーに豆腐をのせ、食べやすい大きさに切る。

【ポイント】
・豆腐の形を崩さずに入れるために、手のひらの上などで切らず、キッチンペーパーやふきんにのせて6等分に切ってください。

1.土鍋に塩を入れ火にかける。沸騰直前に一度昆布を取り出し、だしが中心までしっかり沸騰したら火を消して、昆布と豆腐をそっと優しく入れ、蓋をして5分置く。

【ポイント】
・昆布に含まれるグルタミン酸は60℃で一番引き出され、80℃を超えるとあまり出なくなります。沸騰させるとうま味以外のぬめりや雑味が出てしまうので、沸騰直前に一度取り出します。
・土鍋の保温力で豆腐の中まで温めるので、だしはしっかり中心までぐらぐら沸騰させてから火を止めてください。
・豆腐がかたくなるのを防ぎ、ほんのり味をつけるために塩を入れています。
・豆腐をあまり加熱し過ぎるとスが入って食感が悪くなり美味しさが半減するので、豆腐の美味しさを損なわないように土鍋の余熱で先に豆腐の中心まで温めます。

3.もう一度火にかけ、弱火で豆腐がクラッとゆらゆら動いたら火を止める。

【ポイント】
・湯豆腐は煮込む料理ではなく温める料理なので、豆腐は余熱で中心まで温めます。余熱で中まで温めることで、なめらかでやわらかい極上湯豆腐が楽しめますよ。
・火にかけるのは、最後まで美味しく食べるためにだしの温度を保つためなので、本当に少し温めるだけで大丈夫です。豆腐を70℃以上で温めると豆腐がかたくなりスが入るので、絶対にぐつぐつ煮込まないでください。
・昆布を豆腐の下に敷くことによって豆腐に熱が伝わるのがゆるやかになり、スが入るのを防ぎます。
・豆腐は急激な温度変化でスが入りやすくなります。土鍋ではなく金属の鍋で作る場合は、水から豆腐を入れてゆっくり加熱して作ってください。
・アクが出ていたらアクをすくってください。
・湯豆腐を食べる器とたれを温めておくと、さらに美味しく食べられますよ。

※シンプルな湯豆腐を美味しく味わうポイントは薬味です。いろいろな薬味を揃えて湯豆腐の美味しさをアップさせてくださいね。

<今回用意した薬味>
大根おろし・すりおろししょうが・柚子皮・刻みねぎ・削り節・柚子胡椒・刻み海苔

【ポイント】

・大根おろしはたれの味が薄まってしまうので水分を絞ってください。
・薬味はそのほかにもごまや七味唐辛子、みょうがなど、お好みで楽しんでくださいね。
・薬味は昆布を水に漬けている間に用意しておくと、湯豆腐ができあがったときにすぐに食べられますよ。

●このレシピをお気に入り保存する
寒い日に*本当に美味しい!基本の湯豆腐

 

さらに湯豆腐を美味しく食べる!たれ2種類

ここからは、湯豆腐を美味しく味わえるたれ2種をご紹介します。両方とも簡単に作ることができるので、ぜひ昆布を水に漬けている間や豆腐を余熱で温めている間にこちらも用意してみてくださいね。

 

シンプルで美味しい!かつお香る湯豆腐のたれ

【材料(2人分)】
A水 100ml
Aみりん・醤油 各30ml
削り節 3g

【作り方】
1.鍋にAを入れて火にかけ沸騰させる。

【ポイント】

・お子さんも食べられるように、沸騰させてみりんのアルコールを飛ばしてください。

2.沸騰したら火を止めて、削り節を入れる。

【ポイント】

・削り節のえぐみが出ないように、火を止めてから削り節を入れた一番だしで作っています。削り節をこす場合は絞らないでください。

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簡単!シンプル美味*湯豆腐のたれ

 

ピリ辛美味!湯豆腐のたれ

【材料(2人分)】
長ねぎ 1/4本
Aポン酢 大さじ2
Aオイスターソース 大さじ1
Aラー油 小さじ1/2〜1

【作り方】
1.長ねぎをみじん切りし、Aと混ぜ合わせる。

【ポイント】

・長ねぎではなく青ねぎでも美味しくできあがります。長ねぎと青ねぎを混ぜて作っていただいても。
・ラー油の分量はお好みで調整してください。

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簡単!万能*ピリ辛ネギだれ


豆腐があれば簡単に作れる「湯豆腐」は、白菜や春菊、しいたけなどの具材を加えたり、だしに重曹や葛を入れてアレンジも自在。

また「畑の肉」とも呼ばれる豆腐は、タンパク質やカルシウムが豊富に含まれ栄養満点。さらに、低カロリーで消化も良く、美味しくてお買い得…と三拍子も四拍子も揃った優秀食材です。

湯豆腐で体を内側から温め、ご家族の健康生活に美味しく役立てて寒い冬を乗り切ってくださいね。

 


これまでにご紹介した【何度も作りたい定番レシピ】はこちら


●こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
・【豆腐】でヘルシー♪ダイエットにもおすすめの人気レシピ15選
・豆腐1丁でみんな大満足!10分でできる簡単とろみ煮

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