生地にも中にもチョコを入れたのでダブルチョコパン。焼き立てはほわほわもっちりチョコとろ~ん、翌日はチョコが固まって生地はもっちり、それも美味しいんです。 ホワンと柔らかい生地にするにはとにかくよくこねてこねてこねまくること。それでも手ごねではこね不足になりやすいので、途中で丸め直し、少しずつ発酵温度を上げる方法を取っています。ホームベーカリーがあれば1次発酵まではお任せした方が生地作りは断然うまくいきますので是非頼って。
こねが不足すると発酵も時間がかかりやすくなります。発酵不足になると目の詰まったパンになり、翌日は固くなりますので、根気よく(40分くらいと言われています)こねることが大事。でも40分こねるのってほんとにしんどいので、休み休みでも大丈夫。かえって生地のつながりも良くなってこねやすくなります。発酵は時間ではなく膨らみぐあいで判断します。書いてある時間と大幅に変わることもあります。
A 牛乳50ml、チョコレート50gを電子レンジ600wで40秒加熱し混ぜてチョコレート溶かす。 牛乳はボールに入れて600wで30秒加熱し人肌程度に温める。
牛乳の入ったボールに砂糖、インスタントドライイースト、強力粉、ココア、塩、A 牛乳50ml、チョコレート50gを入れてゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜる。 こね~1次発酵はホームベーカリーがあれば利用をお勧めします。
生地表面が乾かない様にラップか濡れ布巾をかけて15分休ませる。
こね台に取り出し、生地を向こうへ押し出すようにして伸ばし、また集めては伸ばし、を10分続ける。体力がまだ残ってたら本当はさらに10分くらいこねた方がいいです。
生地の端をつまむように持ち、手首のスナップを利かせてこね台にビターン!と軽く叩きつけるようにする。 これを300回くらい繰り返す。
3倍くらいに膨らんだら発酵終了。時間ではなく、膨らみ具合を見てください。
10分割して丸める。 (写真は8分割ですがどちらでもお好みで) 10分割くらいの方が小ぶりで食べやすいかな。 乾燥しない様に濡れ布巾をかけて15分休ませる。
チョコレート(包む)を10gぐらい包む。 製菓用のチョコレートをそのまま包んでいます。 チョコレートは外へ出たがるので、とじ目をしっかりしっかりしっかり!!!くっつけます。
一回り膨らんだら130℃のオーブンで17分焼く。
ふっくら焼き上がり♪
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。