ガトーショコラともバターケーキとも違う、とにかくしっとり濃厚で口に入れると溶けていくようなチョコレートケーキができました!!! 卵別立てでちょっと手間はかかるけど、頑張った甲斐があった!と思ってもらえる自信あります♪ バレンタインにはもちろん、バレンタインじゃなくても食べたいチョコケーキです。 今週末、チョコスイーツ作る人のために取り急ぎレシピ公開しますが、これから別の型で作るバージョンなど試作して追記すると思います(2月5日時点での私の希望)
コーティング用チョコレートは板チョコ120gとサラダ油10gでも代用できます。板チョコは小さく割ってボールに入れ、45℃以下の湯煎でゆっくり溶かし、なめらかに溶けてからサラダ油を入れると伸びが良くコーティングしやすい艶のあるチョコになります。おためしあれ。
スイートチョコレートとバター(食塩不使用)は電子レンジ600wで1分半ほど加熱して溶かしておく。 A 薄力粉40g(30g)、ココア15g(12g)、アーモンドパウダー40g(30g)を合わせてザルでふるっておく。 B 水25ml(20ml)、砂糖25g(20g)、ラム酒かカルバドス10ml(8ml)を合わせて電子レンジ600wで10秒加熱し砂糖を溶かしておく。 ケーキ型に敷き紙を敷いておく。
卵白をふわっと泡立てる
砂糖➀をすべて一度に入れハンドミキサーの高速で2分、中速に落として3分泡立てる。
卵黄を別のボールに入れ、メレンゲを立てたホイッパーをそのまま使っていいので、砂糖➁を加え高速でしっかり泡立てる。(3分目安)
白っぽくなりふわっふわになるまで。
卵黄のボールにチョコレートとバターを加えハンドミキサーのホイッパーで混ぜる。(電源は入れずに手で混ぜる。洗い物を増やさないためにハンドミキサーの羽を使ってるだけなので、ホイッパーでもゴムベラでも)
生クリームを加えて混ぜる。(生クリームが冷たいと生地が締まって混ぜにくいので少し温めておくとよい。ただし沸騰するほどは温めない。)
A 薄力粉40g(30g)、ココア15g(12g)、アーモンドパウダー40g(30g)の半量を加えゴムベラでざっくり混ぜる。なめらかになるほど混ぜなくてよい。10回くらい目安。
2回目の粉類を混ぜる。残ったA 薄力粉40g(30g)、ココア15g(12g)、アーモンドパウダー40g(30g)すべてを加えざっくり混ぜる。
最後はメレンゲが残らない様になめらかになるまで混ぜる。40回くらいを目安にしっかり混ぜる。
12㎝の丸型2台に生地を等分して入れ、160℃で30~40分焼く。(うちのオーブンは火力が強めなようで30分で焼きあがりますがオーブンによって差はあります。焼き上がりは中央を触ってみて弾力があればOK.シュッと音がして沈むならもう少し焼く)
焼きあがったら型から取り出し、B 水25ml(20ml)、砂糖25g(20g)、ラム酒かカルバドス10ml(8ml)を刷毛で底、側面、上部にたっぷりとしみ込ませるように塗る。シロップを塗るのは完全に冷めた後でも大丈夫。 ラップでピッタリ包んで一晩寝かせる。
ケーキの底面を上にして、オーブンシートなどの上に置き中央に向かって一気にチョコレートを流す。
模様を描くならホワイトチョコかミルクチョコを少量溶かし線を描く。
ホワイトチョコで線を描くとこんな感じ。
ミルクチョコで線を描くとこんな感じ。 こちらは市販のタブレットチョコを張り付けてみました。
*2月6日追記 ダイソーで買ったガトートレー(3.2×3.2×2cm)の型で焼いてみました。 生地量2/3に減らして同様に作り上記トレー22個になりました。
焼き時間は160℃10~12分
上面のみシロップを打ち、翌日チョココーティングとナッツをトッピング。 ケーキ型と比べるとしっとり部分が少ない感じはしますが、プチガトーとしてはいける。 難点はシロップを打つときに型の側面や底面にシロップがこぼれやすく、周りがべたべたしてしまうところ。
*2月7日追記* 15cm1台分の分量を追記しました。カッコの中の分量が15cm用となります。 焼き時間は160℃で30分で12cmと同じでした。(うちのオーブンの場合。) 12㎝と比べると少し軽い食感であっさりしているように感じます。シロップのしみ込む範囲の問題なのかな?と思いました。
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。