麻婆豆腐の本場、四川の碑県という場所で作られた『碑県豆板醤』は長時間熟成でコクがあり味噌のような風味を持つ豆板醤です。色も赤ではなく茶色です。 この豆板醤を入れれば、他の調味料は入れなくても美味しく仕上がります。 花椒は出来れば挽きたてのものが香りが良くオススメですが、無ければ市販の挽かれたものでも良いです。 花椒には、痺れる辛さの強い「赤花椒」と爽やかな香りの「青花椒」があり、お好みで使い分けると楽しいです♪
碑県豆板醤が無ければ、甜麺醤か濃口しょうゆを代わりに入れても良いです♪ また、サラダ油をピーナッツオイルに変えても美味しく仕上がります。
絹ごし豆腐を一口大に切り、ボウルに入れる。 そこへ熱湯(分量外)と塩を入れ使うまで置いておく。 ※お店では豆腐をさっと湯通しして崩れにくくするが、家庭では並行してやりにくいのでこの方法をとっている。
白ネギとにんにくと生姜をみじん切りにする。 よく熱した鍋にサラダ油を入れ、にんにくと生姜を香りが出るまで炒める。
白ネギも加え、ほんのりと色付くまで炒める。
豚ひき肉を加え炒める。
豆板醤、碑県豆板醤を加え唐辛子の香りを引き出すようにしっかりと炒める。 (辛いのがお好きな方はここでも花椒を足しても良い)
油が赤く色づき、香りが立ったら熱湯と鶏ガラスープ(顆粒)を加える。
1の豆腐の水を切り、鍋に入れる。
一度火を止めて、同量の水で溶いた片栗粉を回し入れる。 軽く混ぜたあとは、もう一度火をつけて(強火)しっかりと沸騰させる。
皿に盛り、きざみねぎを散らし、花椒(ホワジャオ)をかける。 辛めが好きな方はラー油もかける。
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福原ゆり
料理研究家
神戸在住 自宅料理教室「FUKUHARA KITCHEN」主宰。2人の子どもたちを育てながらお料理を作る毎日。 時間のない、子育て世代の方にも作りやすく、家族みんなが笑顔になるごはんを作っています。 世界の料理を研究中!日本で手に入る食材で本場の味に近づけるレシピを考えています。 簡単!楽しい!美味しい!レシピをどうぞ♪