白く粉を吹いた唐揚げ。 お好きな方もいらっしゃるかな、と思いレシピを残します。 しっかり味が染み込んで、お肉は柔らかくてジューシー。 肝心の衣もポイントを抑えて理想の粉吹き具合、そしてさらさらサクッと軽い♡ 柔らかく、ジューシーに、さっくり、しっかり粉をふかせるポイントを詰め込んでいます。 極上の花咲き竜田(粉吹き唐揚げ)を、食卓、お弁当に並べていただけますように。
▼粉の白色が茶色くなりやすいので、揚げ油は新品か二度目の、透明で綺麗なものをお使いください。▼どうしても油の中に粉が落ちます。時折網で掬ってください。▼時間が経ってから食べることが決まっていた場合、片栗粉の半量をコーンスターチにするとカラッと感が片栗粉のみより保てます。
鶏モモ肉を大きめに切ってまな板の上に並べ、砂糖の半量をまぶし手でパタパタ馴染ませる。 ひっくり返して裏面にも同じく、砂糖の残り半量まぶして馴染ませたら優しく全体を揉む。 10分〜20分このまま置く。 ※鶏モモ肉2枚で14個になっています。 ※お砂糖が重要です。肉を柔らかくジューシーにし、鶏独特の臭いを感じづらくさせてくれます。 ※味に甘さを感じたい方は、お砂糖大さじ3がオススメです。
味付き塩コショウを片面にまぶし、ひっくり返してもう片面にもまぶす。 ※漬け込み時間2時間を予定している場合、やや強めに振ってください。ひと晩漬ける場合はサラッとでもokです。
丈夫なポリ袋にA 酒大さじ1、濃口醤油大さじ3、しょうがチューブ大さじ1を入れて混ぜ、そこへ工程2の鶏モモ肉を加えて軽く揉む。 できるだけ空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫に入れて2時間〜ひと晩寝かせる。 ※この時点で冷凍していただいてもokです。
工程3の鶏モモ肉をザルにあげて水気を切り、2枚重ねたキッチンペーパーの上に並べる。 その上に更にキッチンペーパーをのせ、軽くおさえて水気を吸い取る。 キッチンペーパーを取り替え、もう一度吸い取る。 ※粉をふかせるための大事なポイントです! ※ティッシュは絶対ダメです。ピッタリ貼り付いて諦めの境地に立たされます。
天ぷら鍋を火にかけ、揚げ油の温度を180度にする。 ※鶏モモ肉に粉をまぶしたら、時間をおかずにすぐ揚げていきます。
バットに片栗粉を広げ、鶏モモ肉にたっぷりまぶす。 ※粉を落としてしまうと、花が咲きづらくなります。ここはケチらず豪快に粉をまとわせます。 ※粉をつけたら長くおかず、すぐ揚げるのが粉を吹かすポイントです。
天ぷら鍋の中へ、ゆっくり入れる。 ※ついてる粉が落ちないように優しく落とします。
衣が固まるまで(1分半程度)、一切触らずに待つ。菜箸で軽く触れたときに硬さを感じたら、一度だけひっくり返し、小さめのものは3分半、大きめのものは4分半を目安に揚げ、網に上げる。これを繰り返して全てを揚げる。 ※こちらでは3個ずつ揚げました。
揚げ油を190度に上げ、2度目もほぼ触らずに1分〜1分半を目安にしてカラリと揚げる。 ※ここでも鍋いっぱいに入れず、唐揚げ同士がぶつからないスペースをとってください。
【よろしければご参考になさってください。】 ①ザクザク(カリカリ)に仕上がる鶏唐揚げ醤油味 https://oceans-nadia.com/user/230316/recipe/385287 ②旨塩唐揚げ https://oceans-nadia.com/user/230316/recipe/385686
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2024/08/27 18:42
2023/05/24 20:20
2020/09/04 21:13
おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」