バーミキュラ鍋を使い、『夏野菜をゴロっと使用した家庭料理』のテーマで、イタリア料理のアクアパッツァを無水調理で作りました。脂がのっていて美味しい旬の真いわしを丸ごと一尾使って、さやいんげんやパプリカなどの夏野菜と共に、ふっくらジューシーに蒸し調理。すだちを絞って食べれば季節感を満喫できますよ。
いわしと言えば梅煮と言う定番メニューを『和食×イタリアン』の発想の転換から 程良い酸味と塩味のあるドライトマトを梅の替りに使って、いわしの臭みを取り、昆布と白ワインで旨味をプラスしました。 野菜の彩りも豊かに赤(トマト)、緑(さやいんげん)、黄(パプリカ)、白(まいたけ)、黒(昆布)の五色を使い、見た目にも美味しく盛付けを演出したところがポイント!七夕シーズンにもオススメです。
いわしのはらわたと血合いを取り除き、流水で良く洗って、塩、胡椒をふる。昆布を20cm程の長さに切り、軽く水洗いする。
バーミキュラ鍋に長ねぎを入れ、昆布を敷きつめてから、いわしを並べ、タイムをのせて全体に白ワインをかける。その上にミニトマト、さやいんげん、まいたけを重ね入れ、フタをして弱火で20分加熱する。
いわしを1尾ずつ夏野菜と共に器に取り分け、すだちを添える。
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前澤 泰爾
長野県生まれ。 大学卒業後、メンズカジュアルブランドの販売員としてアパレル企業に就職。 ファッションコーディネートを学びながらも、料理の世界に興味を持ち、飲食業に転職。 都内飲食店にて調理業務に携わり、独学にて調理師免許取得。イタリア料理店、スペイン料理店、ハワイ料理店などの店長、料理長を経て、日々食材や料理、人と向き合う。 その後、今までとは違う角度や観点から料理の世界を学ぶため、祐成陽子クッキングアートセミナー54期生として、食に係わるコーディネート、スタイリングを学び、フードコーディネーターの資格を取得。