酢ではなく柑橘の果汁を使うと酸味がまろやかになり、子どもも食べやすい南蛮漬けになります。
・かぼすなら2個で約30mlの果汁が取れます。 ・鮭は崩れやすいので、時々動かす程度にします。 ・漬ける時は鮭を下にして入れて、野菜を上にのせると味がよく馴染みます。野菜を漬けたら一度寄せて鮭を入れるようにすると入れやすいですよ。 ・野菜は生でもOKです。子どもが食べる場合は特に玉ねぎが生だと辛いのでさっと火を通して辛みを減らしますがシャキシャキ感を残すため、さっと火を通す程度がおすすめです。 ・漬けて30分くらいしてからが味が馴染むのでおすすめです。 ・かぼすなど柑橘を輪切りにしたものがあると皮からさわやかな香りを楽しめるので、よりおいしく仕上がりますが、なければ果汁のみでも良いです。
かぼすは4枚薄い輪切りにし、残りは漬け汁用の果汁を絞る。
生鮭は骨を取って4〜5等分に切り、酒を振って揉み込んだらキッチンペーパーで軽く押さえて水気を拭く。薄力粉を両面に振る。容器にA 醤油40ml、かぼす果汁30ml、砂糖小さじ2、水20mlの漬け汁調味料を入れて混ぜる。
フライパンを中火で熱し、まいたけ、しめじ、えのきを入れて炒める。しんなりとしたら玉ねぎ人参を入れてさっと炒める。2で混ぜた漬け汁の調味料に入れる。
フライパンを軽く拭き、油を入れて2の鮭を火が通るまで焼く。3に入れて漬ける。上に輪切りにしたかぼすをのせ、漬けておく。
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増田陽子
子どもの食育料理研究家・キッズ食育マスタートレーナー
子どものスポーツを食から応援するスポーツキッズ食育トレーナー、 農林水産省認定「和食文化継承リーダー」。 子どもが喜ぶ料理、子どもと一緒に作れるお手伝い料理、季節を伝える料理をご紹介しています。 普段はレシピ制作、子どもの食育コラム執筆、子ども向け、大人向け、親子向け食育イベント・講座講師の他、東京にて子どもが料理をする、子どものための食育スクール青空キッチン板橋校を主宰しています。 ・・・・・・ 食は子どもにとって「成長」と「健康」のために必要ですが、それだけでなく生きていく上でたくさんの学びの要素があります。料理の一部をお手伝いするだけでも子どもは達成感を得られますし、好き嫌い克服ができたり、手先の器用さや想像力を育むこともできます。 毎日ごはんを作るのは大変です。でも、ごはんを作って子どもと一緒に季節を感じながら食べること、生活することを楽しみたい、そんな気持ちの一助になるようなレシピを提案していきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします^^ ・・・・・・・ ブログやHPでは、行事食や旬の素材を使った食育レシピを紹介するとともに、子どもの食育について、また食を通じて子育てを少し楽にするお手伝いができるように心がけて書いています。 よかったら読んでみてもらえると嬉しいです。