お財布にやさしい、鶏むね肉で作る絶品の塩からあげ。ちょっとした一工夫でむね肉でもやわらかしっとり&ジューシーに。柚子胡椒の風味を効かせてあるので、冷めてもおいしく飽きのこないお味です。春のお弁当や毎日のおかずにいかがでしょうか。
◆はじめに砂糖と酒をもみこむのがポイント。砂糖には保水力があるので下味代わりになるだけでなく、むね肉がしっとりジューシーに仕上がります。(※逆に、塩分が入った途端に肉のうま味が出ていってしまうので、【B】をもみこんだらすぐに揚げます。)
鶏むね肉は大きめのそぎ切りにし、A 砂糖 (甜菜糖 または きび糖)小さじ2、酒大さじ1をもみこんで10分おく。 いんげんは筋を取り、食べやすい長さに切る。
1のむね肉にB 柚子胡椒小さじ1強、チューブにんにく小さじ1強、塩適宜をもみこみ、よくなじませたら、一切れずつくるくると巻いて、最後は手で握るようにかためてから米粉と片栗粉を混ぜたもの(※粉の割合は適宜調節【。米粉や上新粉は油の吸収率が低いため、サクッと揚がりやすくなる)をまぶして油で揚げる。
同様に、いんげん(※粉がつきにくい場合は少し濡らしておく)にも衣をつけてサクッと揚げればできあがり。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。