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醤油ベースの鍋つゆで食べる「牛もつ鍋」です。 牛の生もつの旨味と甘い脂、キャベツの甘味、ニンニクとニラの香りが鍋つゆに溶け出して完成したもつ鍋は、ひと口頬張ればお箸が止まらない美味しさです。 〆は少しの手間でワンランク上がりますよ。 寒い日におすすめの鍋です。 休日に是非お試し下さい。
・キャベツは芯がある方が下になるように入れてください(煮えるのに時間がかかるため)。 ・〆を食べる前に鍋の表面に浮いているもつの脂をすくい取ってください(もつの濃縮された特有の香りがマイルドになる)。 ・中華麺は下茹でをして流水でぬめりを取り、しっかり水気を切る(鍋つゆがドロッとしない)。 ・残りの鍋つゆで雑炊を作るときは、ご飯を入れて中火で4分煮てさっと混ぜ火を止め2分おくと美味しい雑炊が作れます。 ・牛の生もつは真空冷凍されて販売されています(通信販売など)ので、寒くなるこれからの季節や年末・年始に冷凍庫にストックしておくと便利です。
国産牛の生もつ(冷凍)は冷蔵庫で解凍しておく。
直径26㎝の鍋にA しょうゆ大さじ 2、和風だしの素大さじ 2、昆布茶大さじ 1、水1Lと水を入れ軽く混ぜひと煮する。
キャベツは芯の部分と葉の部分に分けて切り、4cmくらいのの正角に切る。
ニラは、長さ5cmくらいに切る。
ニンニクは2㎜の薄切りにする。にんにくの芽が気になれば、さっと水にさらし、にんにくの芽の辺りを下から上に押し芽を取り除く(水にさっとさらすと簡単に取れる)。
もつは一口大に切る。
・スープが入った鍋にキャベツの芯のある部分を下に入れ、上に葉の部分を入れる。 ・もつは端に入れ真ん中にニラを入れニンニク、唐辛子を散らし火にかけ中火で煮る。 ・もつは脂身がプリっとしてクルッと丸くなったら食べごろ。煮えたキャベツ、ニラとあわせて器に盛りいただく。
【〆の作り方】 ・もつ鍋の表面に浮いているもつの脂をすくい取る。 ・中華麺は表示の茹で時間の1分前にざるにあげ、流水でさっと洗い水気をよく切る。 もつ鍋の中に入れ、好みの柔らかさになるまで煮て器に盛る。 ・スープが余ってまだ食べれそうであれば、ご飯を加え、中火で4分煮てさっと全体を混ぜて火を止める。2分おいて器に盛る。
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森口 ゆり子
フードコーディネーター アラフィフ夫と、小学生の息子2人の4人家族。新潟県在住。 【私と料理のこと】 私の料理は両親が作ってくれた旬の食材を使った田舎の家庭料理と旅先で食べた味や料理教室での学びがベースになっています。 実は、料理は得意ではなかったというより出来なくて。 独身時代は、作ることより食べることが好きな私は料理を覚えることはそっちのけ。 年齢と共にいろいろ危機感を感じて料理本を手に取るもの作れず挫折。。 技術力も経験値もないのだから当然のことですよね。 両親から教わるも私の手つきが危なくて見守っていられず代わりに作ってしまうという。まったく料理が上達しないまま結婚し、人生初の自炊。 そんな中、あるブロガーさんの大皿料理レシピ。これでいいんだ!という安心感と私でも作れた!という嬉しさからもっと上達したいなぁという気持ちときちんと知識を身につけたくて基礎から学べる通信教育で料理を学びました。そして、レパートリーを増やしたくて料理教室で習うまでに(笑)。段々と作ることが楽しくなりましたが未だに食べる方が好きです。私にとって料理は元気をくれる楽しい存在。 レシピを通して『料理って面白いなぁ、おいしいって楽しいなぁ、幸せ』を感じてもらえたら嬉しいです。 【レシピ作りへの思い】 レシピの工程は出来るだけ丁寧においしく作るポイントも入れ、専門的な用語を使わないようにしています。 まわりくどいかなと感じる方もいらっしゃると思います。これは初めて料理をする方も迷わず作れるように、ゴールの味へたどりついていただきたいからです。技術や経験値が少なくても料理写真のようにおいしく作れたら楽しいですよね。料理は楽しいというワクワクを感じていただけたらなぁという思いで作っています。 投稿レシピは、普段のおかずにはもちろん、盛り付けを変えるだけで『おもてなし』向きになる料理が多いです。 氣に入ったレシピがありましたら作ってみてくださいね。工程数が多いですが通して作ってみると意外と簡単だったりします。 10年後もその先も食べたい、作り続けたいレシピを心掛けて作っています。 大切な人を想って作る楽しくておいしい時間になりますように。 【追記】 2023年から1人分のカロリーをのせました。 日々のご飯作りの参考にしていただければ嬉しいです。