本場の材料がなくても大丈夫!ちょっとの工夫で本格アジア飯
汗ばむ季節になると食べたくなるのがエスニック料理。とはいえ、今は外食にはなかなか出かけられないですし、ましてや旅行に出かけて現地の料理を味わうなんて、夢のまた夢ですよね。
「それならおうちで作っちゃおう!」と思っても、エスニック料理につきものなのが特別な食材や調味料。特に調味料は使い切れなくて残ってしまったら困るので、わざわざ買うのはちょっと悩んでしまいますよね。
そこで今回は、特別な食材や調味料を身近なもので代用して作る、絶品アジア飯をご紹介したいと思います。おうちで手軽にアジアの味を楽しみましょう!
工程も材料もお手軽♪おうちで楽しむ簡単アジア飯4選
鶏肉調理も炊飯器にお任せ!シンガポールチキンライス
鶏肉を茹でて、その茹で汁でご飯を炊くシンガポールチキンライス。こちらは、ご飯と一緒に鶏肉も炊飯器で調理します。鶏肉がふっくら仕上がるだけでなく、ひと手間省けるのもうれしいポイント。醤油ソース・しょうがソース・ピリ辛チリソースの3種類を添えていただきます。それぞれを皿の上で合わせて食べれば、味の変化も楽しめますよ。
ソースに使うナンプラーがなければ醤油で、チリソースがなくても豆板醤やにんにくなど身近な調味料を組み合わせて作れます。
【主な材料】
米
鶏もも肉
しょうが
長ねぎ
日本酒
醤油
オイスターソース
ごま油
●詳しいレシピはこちら
『炊飯器で簡単!シンガポールチキンライス(海南鶏飯)』
香味野菜で爽やか♪牛肉のうま味たっぷりフォー風そうめん
米麺をうま味たっぷりのだしで味わうベトナムの麺料理「フォー」をそうめんでアレンジ。ベトナムの魚醤「ヌックマム」はナンプラーで、なければ醤油(薄口醤油)で代用します。レッドオニオンやパクチーのほかに、セロリの葉、大葉、小口切りにした小ねぎなどを添えて、香味野菜の香りも一緒に楽しんでくださいね。
【主な材料】
そうめん
牛薄切り肉
レッドオニオン
もやし
にんにく
しょうが
鷹の爪
パクチー(またはセロリの葉)
ライム(またはレモン)
ヌックマム(またはナンプラーか醤油)
●詳しいレシピはこちら
『牛肉のフォー風そうめん』
甘辛い風味が食欲そそる!焼きそばの麺で作るミーゴレン
「ナシゴレン」と並ぶインドネシアの代表料理、甘辛い味つけの焼きそば「ミーゴレン」。味付けに使われるとろりと甘い醤油のような調味料「ケチャップマニス」の代わりに、醤油・砂糖・オイスターソースを使いました。辛みを加えるチリソースの「サンバル」は、豆板醤・にんにく・トマトケチャップ・酢で代用できます。
身近な調味料だけで作ったのに、甘くて辛くて、ちゃんとミーゴレンの味に! 白身はカリカリに、卵黄は半熟に焼いた目玉焼きを崩しながら味わってください。
【主な材料】
焼きそば用の麺
えび
鶏むね肉
卵
もやし
玉ねぎ
パプリカ
小ねぎ
セロリの葉(またはパクチー)
レモン(またはライム)
●詳しいレシピはこちら
『身近な材料だけで!ミーゴレン風焼きそば』
さつま揚げでボリューム感◎!ベトナムのサンドイッチ、バインミー
軽い食感の米粉フランスパンに、なますなどの野菜や肉を挟んだ「バインミー」は、ベトナムでは屋台などで食べられるソウルフード。中に挟む食材の定番はレバーパテや焼き豚などですが、さつま揚げも好相性です。お酢が効いたなますの食感と甘酸っぱさ、パクチーなどのハーブの香りがクセになる美味しさです。パクチーがなくても、セロリの葉などで爽やかな風味をプラスできますよ。
【主な材料】
フランスパン
さつま揚げ
大根
にんじん
酢
砂糖
パクチー(またはセロリの葉)
●詳しいレシピはこちら
『さつま揚げのバインミー』
エスニック料理を食べるときは、蒸し暑さも美味しくいただくための調味料のひとつになってくれるような気がします。色鮮やかでスパイシーな香りのアジア飯をテーブルに並べれば、ちょっぴり旅気分も味わえますね。手軽に作れるおうちアジア飯で、コロナの憂鬱も、夏の暑さも吹き飛ばしてください!
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