マスカルポーネを使った濃厚なクリームとエスプレッソをしみこませたほろ苦いビスケットの相性が抜群のティラミス。イタリアの人気スイーツです。
ふわふわでなめらかなクリームがティラミスの美味しさの決め手! マスカルポーネとメレンゲや生クリームを混ぜ合わせることでふわふわのクリームを作ることができます。
上手に作るポイントは卵黄と卵白をそれぞれしっかりと泡立てることと、泡を消さないように混ぜ合わせること。手間がかかりそうに見えますが、それぞれの材料を順番に混ぜ合わせていくだけなので、意外と簡単に作ることができますよ。
中にサンドするフィンガービスケットは製菓材料店や輸入食品を扱っているスーパーなどで販売されている市販品を使えばさらにお手軽です。
今回は市販のフィンガービスケットを使った、ふわふわなめらかなティラミスの作り方とポイントを合わせてご紹介します。
クリームがふわふわ!基本のティラミスの作り方
【材料(4人分・230mlの容器4つ分)】
◆シロップ
Aエスプレッソコーヒー 50ml
Aグラニュー糖 15g
Aラム酒 小さじ1
◆クリーム
マスカルポーネ 100g
ラム酒 小さじ1
生クリーム 50ml
B卵黄 1個分
Bグラニュー糖 20g
卵白 1個分
グラニュー糖 20g
フィンガービスケット(市販) 12本(約60g)
ココアパウダー(無糖) 適量
【作り方】
1.シロップを作る。Aを混ぜ合わせてグラニュー糖を溶かし、冷ましておく。
【POINT】
・エスプレッソコーヒーは、インスタントコーヒー(小さじ1)を、お湯(50ml)で溶いたものでも代用可能です。
2.ボウルにマスカルポーネを入れて、泡だて器でなめらかになるまで混ぜる。
ラム酒小さじ1を加えて混ぜ合わせる。
3.別のボウルに生クリームを8分立てにして冷蔵庫で冷やす。
【POINT】
・8分立てとはやわらかい角が立つくらいのかたさです。
4.別のボウルにBを入れて、泡だて器で白っぽくもったりとするまで混ぜ合わせる。
5.別のボウルに卵白を入れて、グラニュー糖20gを3回に分けて加えながら角がピンと立つまでハンドミキサーで泡立てる。
【POINT】
・しっかりと角が立つまで泡立てることがふわふわのクリームを作るポイントです。
6.2に4を2回に分けて加え、その都度ゴムベラで底から大きく返すように混ぜる。
3の生クリームも加えて同じように混ぜ、5のメレンゲを2回に分けて加え、同じように混ぜ合わせる。
【POINT】
・ふわふわのクリームを作るコツはメレンゲの泡を消さないように混ぜ合わせることです。底から大きく返すように混ぜます。混ぜすぎないこともポイントです。
7.フィンガービスケットの平らな面に1のシロップをハケでぬる。
8.7の半量を容器に入る大きさに切って敷く。その上に6のクリームを半量等分して流し入れる。
もう一度同じように重ねて表面を平らにならす。ココアパウダーを茶こしでふり、冷蔵庫で2~3時間冷やす。
9.仕上げにココアパウダーをもう一度ふればできあがり。
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ティラミス
今回は市販のフィンガービスケットを使用した本格的なレシピをご紹介しましたが、フィンガービスケットの代わりにスポンジケーキやカステラを使っても手軽に作ることができますよ。
また、マスカルポーネがスーパーに売っていない! なんて時はクリームチーズで代用したアレンジティラミスにしてもまたひと味違った美味しさが味わえます。
ホームパーティーなどでは大きめの容器にまとめて作り、スプーンで取り分けていただくのもいいですね。ココアパウダーを抹茶にすれば和風になりますし、いちごやブルーベリーなどフルーツを添えても美味しいですよ。
ご紹介したレシピではクリームにラム酒を使用しましたが、ブランデーでも代用可能です。お好みでアレンジしてみてくださいね。
洋酒が香るふわふわなめらかなクリームで作る本格的なティラミスはちょっと贅沢な大人のスイーツ。丁寧に作ったクリームは絶品です! ぜひ、作ってみてくださいね。
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