女子会や持ち寄りパーティーなどに華を添える、ベルベットカラーのマフィンを考えました。添加物・着色料不使用の体に優しいマフィンです。 【薬膳メモ】 一般的に、ビーツは「食べる輸血」といわれ、貧血の改善に効果的な食材ですが、薬膳の視点では「血を補う」のみならず「血を巡らせる」というプラスαの働きもあると考えます。そして、レーズンも同じく血を補う食材(補血類)なので、食べて元気とキレイをつくる、女性応援レシピです!
ビーツは長時間茹でると鮮やかな赤色が抜けてしまうので、皮つきのまま蒸しましたが、レンジを使って時短調理してもよいと思います。そして、ビーツのピューレにレモン汁を加えることで、ベルベットカラーを鮮やかに保つことができます。深く芳醇なラムレーズンに仕上げたいので、ラム酒は「マイヤーズラムオリジナルダーク」を使用ています。
ボウルにA 薄力粉180g、アーモンドパウダー40g、ベーキングパウダー小さじ1と1/2を合わせてふるい入れる。
ハンドブレンダー用の容器にC ビーツ200g、レモン汁大さじ1、メープルシロップ大さじ3と、レーズンを漬けた残りのラム酒(大さじ1)を加えて、ハンドブレンダーで撹拌してなめらかにする。※無塩バターを使う方はここで塩をひとつまみ加えます。
2に1の粉類を入れて、さっくりと混ぜる。粉っぽさが残っている状態で、3のビーツのピューレとレーズンを加える。
4に温かいバターを3回に分けて加えて混ぜる。
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2024/04/11 15:19
おうち薬膳 村上華子
国際薬膳師|薬膳料理研究家│フードコーディネーター ヨガインストラクター│小学生男子のママ 薬膳とヨガの教室 【季結び庵(ときむすびあん)】主宰 私が薬膳の勉強をはじめたのは、子どもが3歳になった頃でした。ヨガインストラクターとして日々体を動かす生活を送っていたので、自分は健康だと過信していたのですね。育児に仕事、目の前の対応に追われて、自分の食事をおろそかにしていました。そのツケとしてやってきたのが、寝ても疲れが取れない極度の貧血。体は悲鳴をあげていました。どんなにヨガや運動をしても、体に必要な栄養を取らなければ、ガス欠の車と同じで走ることはできません。そこで取り入れたのが、薬膳の知恵でした。 <薬膳のアプローチはいたってシンプル> ・足りないものを補い ・不要なものは排出し ・つまりを巡らせる その時の体調にあわせて食材を選び、体を整えます。とはいえ「特別な食材が必要」「難しそう」というイメージはありませんか? 実は、スーパーなどで手に入る身近な食材で、無理なく作れるのです。 薬膳の理論では「すべての食材に効能がある」と考えます。その効能を最大限いかすためには、食材の組み合わせと、ちょっとした調理のコツを知るだけ。みなさんにお伝えする料理のレシピには、これらの知っておくと便利な【薬膳メモ】も紹介していきますね。 おいしく、かしこく食べて元気になれる薬膳ごはんを、まずは自分のために。そして、家族や大切な人のために作ってもらえたらうれしいです。