料亭の味(^^♪おせちにはぜひ、もちもち感が最高です。活力鍋と普通のお鍋どちらでも作れます。甘さ控えめ。 <このレシピの生い立ち> 主人のお母さんのレシピです。しわが寄るまで長生きするという言い伝えもあるので、固く、しわが寄ったのもいいのですが、丹波の黒豆なら絶対この炊き方です。料亭の味付けだそうです。お高いですが、一年の締めくくりにお母さんの自慢のレシピ、天まで届け。
豆は必ず煮汁からでないようにさし水をして煮て下さい。この調理法は豆にしわが寄らないもちもちの作り方です。重層は苦味が残る時があるので入れません。豆によっては灰汁がほとんど出ないものもあります。砂糖60gでは結構甘さ控えめです。私は65g位。
さび釘はよく洗って、お茶パックに入れる。
鍋に調味料A 砂糖(三温糖)70g、醤油(薄口、濃口どちらでも)10cc、塩ひとつまみ(0.5g)と水、釘を入れて沸騰させて、きれいに洗った黒豆を入れて沸騰させる。火を止めてそのまま10時間位おきます。
普通の鍋で作る場合は、一晩おいた黒豆を火にかけ、沸騰したら、灰汁を丁寧にとります。煮汁が減ってしまえば足します。常に豆が煮汁につかるようにする
『活力鍋』『圧力鍋』なら④の工程で赤のおもりで加熱し、おもりが揺れたら火を止める、出来上がり。
普通の鍋なら長時間煮込みますが、鍋から離れる時は一旦加熱を中断して、用事が終わってから再加熱しても同じように出来ます。出来たらそのまま一晩煮汁に浸けておきます。味が良くしみ込みます。保存も煮汁に浸けたままです。
煮汁で簡単にラテが楽しめます。これが妙に美味すぎるんです。牛乳にインスタントコーヒー入れて煮汁をお好みの甘さに入れる。フレーバーラテの完成。レシピはこちら https://oceans-nadia.com/user/76127/recipe/187496
221010
田村 りか
簡単料理研究家
こらない簡単料理研究家。 子供の頃から料理本を見るのが大好きでした。 子育ての間の息抜きは、図書館でのレシピ本読破でした。 おばあちゃんの味、お母さんの味、私の味、子供達に伝えるべく レシピアップ。 命をつなぐもの、自分、家族、そして他人の命みんな大切にしたいと思います。