さっぱりしたお酢の風味が特徴の鶏もも肉の煮込み料理です。 フレッシュクレームを使い、味をまろやかに仕上げました。 *ポイントは、お酢と白ワインで鶏肉を煮ることで柔らかく、お酢の酸味も飛んで旨みが増します。
▶️エシャロットは上品な甘みが玉ねぎと違い好きです。料理が甘くなりすぎません。 ▶️赤ワインビネガーの代わりに、リンゴ酢などで代用可。
エストラゴンの葉を摘んでおく。(軸はとっておくこと)
小玉ねぎは皮を剥き、お尻の部分に十字に切り込みを入れる。
ニンニクは皮を剥き、芽をとり、包丁の腹で潰し、みじん切りにする。
エシャロットは皮を剥き、千切りにする。
マッシュルームは軸を切り、薄切りにする。
トマトは5mmの角切りにする。
小玉ねぎを塩茹でする。
捌いた鶏肉(もも肉、ぼんじり、手羽)両面に塩、胡椒で下味をする。 *今回はガラはチキンストック、胸肉はチャーシューにと無駄なく使用
小麦粉を両面にまぶす。 *小麦粉をまぶすのは、キレイな焼き色とソースにとろみをつける意味があります
熱した鍋にオリーブオイル、鶏肉を皮面から入れ、しっかりと焼き付ける。 *皮面はカリッと
両面が焼けたら、一旦バットにあげておきます。
鍋の余分な脂をキッチンペーパーでとり、再度鍋を熱し、ニンニク、エシャロットを入れ炒める。
白ワイン、赤ワインビネガーを加え、鍋についた鶏の旨味をはぎとり炒め、トマト、マッシュルーム、自家製チキンストック、エストラゴンの軸を入れ、タイムを入れ、ゴムベラで混ぜる。
はちみつ、トマトピューレ、茹で上がった小玉ねぎ、鶏肉を戻し入れ、蓋をして煮込む。 *約15分〜
シブレットは、小口切りにする。
エストラゴンは細かく刻む。
15分後、鶏肉を取り出し、フレッシュクリーム、塩、胡椒で味を整える。
味見して、刻んだエストラゴンを加え、軽く和え、お皿に盛り、シブレットを飾る。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。