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    取材多数!発酵料理研究家が作る発酵あんこ

    • 投稿日2021/05/17

    • 更新日2021/05/17

    • 調理時間45(発酵時間は除く)

    2021年のトレンドフードとして話題の発酵あんこ。 テレビの出演依頼や、Web誌からの取材依頼などを受け、レシピをまとめました。 砂糖を使ってないので、小豆本来の甘味が味わえる優しい甘さの、ヘルシーなあんこ。 ストックしておけば、お菓子やパンの材料にも使えます。 活用例も写真付きで掲載してます。

    材料

    • 小豆
      100g
    • 米麹(生)
      100g
    • 400ml
    • 少々

    作り方

    ポイント

    ・小豆は最初に渋切り(アク抜き)をする。 ・小豆はやわらかくなるまで煮てから仕込む。 ・小豆を煮た後、すぐに米麹を混ぜると酵素が失活して甘くならないため、70℃ぐらいまで温度を下げてから米麹を混ぜる。 ・発酵温度は50~60℃をキープする。 ・無糖のゆで小豆を使っても作れます。(煮汁がなければお湯でOK)

    • 1

      小豆は水洗いし、鍋に小豆と小豆がしっかり浸かる量の水を入れて強火にかけ、沸騰後5分ほどゆで、ザルでこしてゆで汁を捨てる。(渋切り)

      取材多数!発酵料理研究家が作る発酵あんこの工程1
    • 2

      圧力鍋にゆでた小豆と水400mlを入れて強火にかけ、沸騰したら火を弱めて10〜15分経ったら火を止めて圧力が下がるまで待つ(圧力鍋によって加熱時間が異なる)。

      取材多数!発酵料理研究家が作る発酵あんこの工程2
    • 3

      小豆が指でつぶれるぐらいに煮えてたらOK。固ければ再度かける。 (圧力鍋がない場合は、渋切りをした後、鍋に小豆とたっぷりの水を入れて、火にかけ、差し水をしながら、小豆がやわらかくなるまで煮る。)

      取材多数!発酵料理研究家が作る発酵あんこの工程3
    • 4

      ザルでこして、ゆで小豆を70℃ぐらいまで冷ます。(煮汁は使うのでとっておく) ※小豆が熱いときに米麹を入れると、酵素が失活してしまい、甘くならない。

      取材多数!発酵料理研究家が作る発酵あんこの工程4
    • 5

      小豆とパラパラにほぐした米麹(生)、煮汁100mlを混ぜ、温度を計る。(60℃がベスト) ※煮汁が足りなければお湯を足して、100mlにする。

      取材多数!発酵料理研究家が作る発酵あんこの工程5
    • 6

      スープジャーに熱湯を入れて内部を温め、湯を捨てる。 保温機能付水筒でも可

      取材多数!発酵料理研究家が作る発酵あんこの工程6
    • 7

      混ぜた小豆、米麹(生)、煮汁をスープジャーに入れて蓋をしめ、5時間おく。 温度が55℃〜60℃あるか確認。 低ければ温めなおす。

      取材多数!発酵料理研究家が作る発酵あんこの工程7
    • 8

      5時間経ったら一度鍋に移し、再度60℃まで上げ(弱火にかけ、60℃になるまで温める)て、スープジャーに移し、さらに5~6時間おく。

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    • 9

      甘味が出ていれば完成。 お好みで塩を少量加え混ぜると味がしまり、甘味が増す。

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    • 10

      粗熱が取れたら保存容器に入れて冷蔵庫で保存する。 ※冷蔵庫保存している間も発酵が進み、酸味が出てくるので、1週間以上置く場合は冷凍保存する。(ラップに小分けしておくと使いやすい)

    • 11

      粒が気になる場合は、ブレンダーで撹拌すると、こしあん風になる。

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    • 12

      【炊飯器で作る場合】ゆで小豆、米麹、煮汁を炊飯器に入れて保温スイッチを押す。布巾をかけて蓋を開けたままの状態で保温モードで55℃(50~60℃)を保ちながら、時々かき混ぜて、8~10時間保温する。 ※炊飯器によっては蓋を開けたままの状態でも、温度が高くなるものもあるので温度管理に気を付ける。

    • 13

      【ヨーグルトメーカーの場合】 50~60℃にセットして、8~10時間保温する。

    • 14

      発酵あんこの活用例 ・シフォンケーキにサンド ・モナカにサンド ・お餅に添える ・ぜんざい

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    • 15

      発酵あんこの活用例 ・あんバタートースト ・マリトッツォ風あんバターサンド

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    レシピID

    412813

    質問

    作ってみた!

    • yuri@2児のママ
      yuri@2児のママ

      2021/05/17 07:41

      少ない量のレシピがあまり無かったのと、同じスープジャーを使っていたので分かりやすくて良かったです!次塩麹作る時に麹分けてやります!

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    山本知美
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    山本知美

    福岡県福津市出身・在住。 西南女学院短期大学 食物栄養科卒。栄養士・発酵料理研究家。 2008年6月に国産小麦のパンと料理の教室「Lien ~リアン~」をオープン。 手に入りやすい素材で、すぐに再現できるレシピが好評で、口コミで広がる。 発酵食ブームで、塩麹や甘酒を使ったレシピが人気となり、発酵食料理教室を中心に活動。 “旬の食材を発酵食でさらに美味しく”をモットーにレシピ制作、発酵食レッスン、レシピ開発、献立監修、講師などを行なっている。 TV、ラジオ、CMなどメディアにも多数出演。レシピコンテスト多数入賞。 地元の特産品を使った、無添加のお米の甘酒グラノーラ『むなかた福津グラノーラ』を開発、販売中。 生のお米で作るグルテンフリーのお米パンレッスン開催中。

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