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    • 公開日2022/12/16
    • 更新日2022/12/16

    米粉って実際どうなの?気になる【米粉】で「ピーナッツバタークッキー」を作ってみた!

    最近、レシピサイトやSNSなどでもよく見かけるようになった「米粉」。グルテンフリーで体にいいと聞くけれど、使ったことがないし難しそう…と二の足を踏んでいる方も多いのでは? そこで今回は、米粉を使って簡単に作れる「米粉のピーナッツバタークッキー」を編集部が実際に作ってみました! ほかにも体に優しい簡単おやつを紹介しているので、併せてチェックしてみてくださいね。

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    米粉って実際どうなの?気になる【米粉】で「ピーナッツバタークッキー」を作ってみた!

     

    驚きのサクほろ食感!つい手が止まらなくなる米粉のクッキー

    みなさんは「米粉」を使ったことがありますか? 最近はレシピサイトやSNSなどでも、米粉のお菓子や料理をよく見かけるようになりましたよね。

    でも、「ヘルシーで体によさそう」と気になってはいても、「使ったことはない」という人もまだまだ多いのではないでしょうか。

    そこで、米粉沼に足を踏み入れたばかりのNadia編集部スタッフが、米粉の魅力を力いっぱいお伝えすべく、米粉のクッキーを実際に作ってみました。今回ご紹介するのは、Yuriさんの「米粉ピーナッツバタークッキー⭐︎《バター・小麦不使用》」です。

     

    混ぜて焼くだけ♪「米粉ピーナッツバタークッキー」の作り方

    米粉ピーナッツバタークッキーの材料https://oceans-nadia.com/user/431173/recipe/444120

     

    材料(約20個分)

    (A)ピーナッツバター:100g
    (A)てんさい糖 60g(好みの砂糖で代用可)
    (A)植物性オイル 50g(米油、太白胡麻油など)
    卵 1個
    (B)米粉 120g(製菓用)
    (B)ベーキングパウダー 4g

     

    作り方

     

    1. 粉類以外の材料を混ぜる

    粉類以外の材料を混ぜる

    自宅で作っていたので、4歳の娘が「おてつだいしたい」と参戦。Yuriさんのコメントにも「親子でのお菓子作りにも♪」とあるので、できるところをやってもらうことに。

    まずはボウルにピーナッツバター、てんさい糖、植物性オイル(米油)を入れて泡立て器で混ぜてもらいました。

    使用した米油は、バターのように事前に冷蔵庫から出して常温に戻しておく必要がありません。これが地味にうれしいですね。それに、小さな子どもの力でも簡単にぐるぐる混ぜることができるのも◎。

    大体混ざったところで卵も入れ、さらに混ぜます。娘からバトンタッチして、全体がなじむまでしっかり混ぜます。混ぜ終わるとこんな感じ。

    粉類以外の材料を混ぜ終わったところ

     

    2. 粉類も追加してさらに混ぜる

    粉類も追加してさらに混ぜる

    次に、ボウルに米粉とベーキングパウダーを投入。ここからはゴムベラで混ぜます。ちょっと4歳児には難しそうだったので、私に交代。

    生地がポロポロになってきたら、手で押さえるようにしながら生地をまとめつつ、粉気がなくなるまで混ぜます。

    粉類も追加してさらに混ぜる2

    ちなみに、小麦粉の場合はダマになるのを防ぐために粉ふるいでふるっておく必要がありますが、きめの細かい米粉はふるわなくてOK! それが何といってもラクちん! 細かい網目を洗うのが面倒な粉ふるいを洗わなくていいのもうれしいですよね。

    また、グルテンフリーな米粉は、混ぜすぎを気にする必要がありません。グルテンが含まれる小麦粉の場合は混ぜすぎると粘り気がでてしまい、その結果、生地がかたくなったり膨らまなかったりすることも…。そういった意味でも、お菓子作り初心者やお子さんとのお菓子作りにおすすめなんです。

    粉類も追加して混ぜ終わったところ

    さあ、生地ができました。時間がかかって生地が温まってしまったのか、また油分がちょっと多かったのか、レシピの参考写真よりも生地がゆるくなってしまいました…が、まあなんとかなるだろうと気を取り直し、先へ進みます。

    後から聞いたYuriさんのアドバイスによると、こういうときは米粉を少し足して微調整してもいいとのこと。この適当でも大丈夫なところも初心者にはありがたいですね。

     

    3. 手のひらで生地を成形する

    手のひらで生地を成形する

    生地をスプーンですくい、手で握るようにしてなんとなく丸めます。手のひらで潰し、あらかじめオーブンシートを敷いておいた天板に並べていきます。

     

    4. 模様を付けてオーブンで焼く

    フォークで生地に模様を付ける

    生地をフォークで押さえて模様を付けます。娘はここが一番面白かったらしく、「ぷにょってしてきもちいい~♪」と楽しそうにフォークを操っていました。予熱しておいた170℃のオーブンで、約15分焼きます。

    クッキーの焼き上がり

    15分後、オーブンから取り出し、網の上などで冷まして粗熱を取ったら完成です! 生地がゆるかったため、焼いている途中で少し広がってしまいましたが、甘く香ばしい匂いが漂い、とても美味しそう♪

    クッキーの粗熱を取る

     

    バターも小麦粉も不使用!なのに大満足の美味しさ

    米粉のクッキーと紅茶

    さて、実食です! 試しに1枚つまんでパクリ。

    「えっ、美味しい!」口に入れた途端、サクサク、ホロッとほどける口どけのよさ。口いっぱいに広がるピーナッツバターのコクと甘み。どこか外国製のクッキーのような味わいで、バター不使用とは思えない満足感を得られます。「これは手が止まらないやつ~!」と自分に言い訳しながら、娘と競うように食べてしまいました(笑)。

    実はこのサクサク感こそ、米粉で作ったクッキー特有の食感なのだとか。米粉はアミノ酸バランスもよく、炭水化物をはじめ、タンパク質やビタミンB1・ビタミンEなどを含み、栄養価が高いのも魅力。消化しやすく腹持ちがいいので、子どものおやつや朝ご飯にもぴったりですね。

    ●詳しいレシピはこちら
    米粉ピーナッツバタークッキー⭐︎《バター・小麦不使用》


    いかがでしたでしょうか? こんなに美味しいのに材料や作り方もとってもシンプル。私はお菓子作り万年初心者なのですが、びっくりするほど簡単に美味しいクッキーが作れました。これなら思い立ったときにいつでも作れそうです♪

     

    もっと作ってみたい!Yuriさんの体に優しい簡単おやつ

     

    簡単なのに映える♪いちじくジャムの米粉ヴィクトリアケーキ

    無花果ジャムの米粉ヴィクトリアケーキ《バター/小麦不使用》https://oceans-nadia.com/user/431173/recipe/444801

    いちじくジャムとマスカルポーネチーズを挟んだ、スパイス香るヴィクトリアケーキ。デコレーション不要で簡単に作れるのに凝って見える、Yuriさんのいちおしレシピです。

    ●詳しいレシピはこちら
    無花果ジャムの米粉ヴィクトリアケーキ《バター/小麦不使用》

     

    冷凍かぼちゃで簡単!パンプキン&クランベリーの米粉マフィン

    パンプキン&クランベリーの米粉マフィン《バター/小麦不使用》https://oceans-nadia.com/user/431173/recipe/445244

    冷凍かぼちゃ使用でラクラク作れるパンプキンマフィン。ホクホクのかぼちゃにクランベリーの酸味が絶妙なアクセントになっています。ナッツの食感も楽しいのでぜひお試しを。

    ●詳しいレシピはこちら
    パンプキン&クランベリーの米粉マフィン《バター/小麦不使用》

     

    親子で作れる!ピーナッツバターバナナケーキ

    ピーナッツバターバナナケーキ⭐︎《バター不使用》https://oceans-nadia.com/user/431173/recipe/444126

    バター不使用でヘルシーな、ピーナッツバター入りのバナナケーキ。こちらは小麦粉を使用。材料を混ぜて焼くだけで作れるので、朝ご飯やおやつにぜひ。親子で作っても楽しいですよ♪

    ●詳しいレシピはこちら
    ピーナッツバターバナナケーキ⭐︎《バター不使用》


    Yuriさんは、Amazon prime videoで配信中の「ベイクオフ・ジャパン」シーズン1にも参加した実力の持ち主。小さい男の子のお母さんということもあり、安心して食べられる素材で作るお菓子や、大人でも罪悪感なく食べられる体に優しいスイーツのレシピを発信しています。

    「美味しくかわいくヘルシーに」がモットーのYuriさんのお菓子は、簡単なのにちょっと凝ったものに見えたり、カフェ気分に浸れたりするものばかり。そんなお菓子を作ってみたい人は、ぜひYuriさんのレシピルームをのぞいてみてくださいね!

     

    Yuriさん紹介写真
    Yuriさん
    レシピルーム https://oceans-nadia.com/user/431173
    Instagram https://www.instagram.com/yuri_lavie_enrose/

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