砂糖えんどう(スナップエンドウ)をゆでると、せっかくの香りがゆで水に逃げてしまいます。 そのゆで水を使って米を炊いたら、香り豊かな豆ご飯になるのでは?と思い、やってみました。 さっとゆでてざく切りにした砂糖えんどうは、後から加えるので、色鮮やかな仕上がりです。
砂糖えんどうを茹でるのは、どの圧力鍋でも一瞬加圧で、急冷(ふたの上から水をかけてふたが開く状態にすること)します。 余熱を置くと、砂糖えんどうがゆですぎになってしまうので、気をつけてください。 お米は、圧力鍋によって、加圧時間が異なります。 お使いの圧力鍋の「白米炊飯」と同じ加圧時間でお試しください。
砂糖えんどう(スナップエンドウ)は、洗って筋を取る。 米は洗ってざるに上げ、水気を切る。
圧力鍋に砂糖えんどうと水、塩、だし昆布を入れて、圧力鍋のふたを閉める。 火にかけて、沸騰して圧力がかかったら、すぐに火を止める。
急冷して、すぐにふたを開けて、ざるで砂糖えんどう(スナップエンドウ)とゆで水に分ける。 砂糖えんどうは1cm程度のざく切りにしておく。 ゆで水と水を合わせて360mlにする。
圧力鍋に米を入れ、(5)の水(360ml)と酒を加えて、ふたを閉める。
火にかけて、沸騰して圧力がかかったら、1〜5分加圧調理する。 ※圧力鍋によって、加圧時間が異なります。 お使いの圧力鍋の「白米」と同じ加圧時間にしてください。
火を止めて、圧力が下がるまでそのまましばらく待つ。
圧力が下がったら、ふたを開けて、ざく切りにした砂糖えんどう(スナップエンドウ)を加えて混ぜる。
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さいとうあきこ(圧力鍋研究家)
圧力鍋協議会公認・圧力鍋研究家。圧力鍋のプロ 圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」主宰 元、調理器具メーカーで、取扱説明書・レシピ集の監修・広告企画等を担当。 その経験を生かして、圧力鍋の魅力や、安全な使い方、 圧力鍋の使いこなし術などをお伝えしてます。