中華料理というと作るのが難しいというイメージがあるかもしれませんが、エビチリや八宝菜といった人気の中華料理がおうちで食べられたら嬉しいですよね。メインを作るのにやや時間が掛かる分、副菜や汁物はシンプルで簡単なものを組み合わせました。また、メインとの味のバランスが取れるよう、副菜はあっさり目の味付けにしてあります。
1日目
八宝菜は具材が多いので、野菜を切ったりするのに時間が掛かると思います。仕上げにもたもたしないよう、調味料を合わせたり、水溶き片栗粉の準備は早めにしておきましょう。八宝菜が具沢山なので、スープがあれば十分満足できる献立だと思います。八宝菜の具はレシピ通りでなくても良いので、お好みでアレンジしてくださいね。
2日目
エビはむきエビを使うと手軽に作ることができます。小さなお子さんがいるご家庭や辛いものが苦手な方はエビチリの豆板醤やスープのラー油の量を減らしてください。鶏肉入りのナムルがあると箸休めにもなりますし、たんぱく質や不足しがちな野菜を補うことができます。
3日目
みんなが大好きな餃子。お子さんがいるご家庭では、餡を包む作業はお子さんに手伝ってもらうと良いですね。その間にスープや副菜を仕上げれば効率よく仕上がります。餃子も野菜が多めでヘルシーなので、鶏肉入りの中華サラダをプラスしてボリューム感を出しました。
楠みどり
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーター・幼児食インストラクター
野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。 2008年 野菜ソムリエ(中級)取得 2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業 2017年 幼児食インストラクター取得