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    • 公開日2017/06/08
    • 更新日2017/06/08

    「6月病」になってない?元気・やる気がでないときの対処法と対策レシピ

    新生活の疲れからくる心身の不調が6月になって現れてくる「6月病」。身体のだるさを感じたり、やる気がおきないなど、「6月病かな…」と思ったら、十分な休養と栄養を取ることが大切です。「6月病」に対処するための食生活のヒントをお届けします。

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    「6月病」になってない?元気・やる気がでないときの対処法と対策レシピ

     

    「6月病」という言葉を聞いたことがありますか?

    春からの新生活の疲れやストレスが、GW明けごろに心身の不調となって現れる「5月病」はみなさんご存知だと思います。

    最近では、以前より仕事内容が難しくなってきたり、新人研修期間が長く取られていることから、4月からの変化に慣れるのに少し時間がかかり、5月病の症状が6月にずれ込んで出てくることがあり、それが「6月病」と言われているそうです。

    6月は5月よりも湿度や気温も高く、気候が不安定になるので、より心身の不調が出やすいことも影響しているのでしょう。

     

    「6月病かも」と思ったら…

    やる気が出ない、体がだるくて仕方がないなど、「6月病かな?」と思ったらどうすればよいのでしょうか。

    まずは頑張りすぎず、しっかり休養と栄養を取ることが基本です。

    平日は無理してしまい、休日はお昼頃まで寝ている…という休養の取り方になっている人がいますが、それはあまり良くありません。

    就寝・起床・食事の時間がバラバラになると、体内時計の乱れにつながり、ホルモンや代謝・自律神経など様々な機能に影響が出るので、余計に不調をまねく原因になるのです。

    また「疲れているのでスタミナのつくものを!」と思い、食欲がないのに無理やり食べようとすることも、胃腸に負担がかかり、かえって悪循環に陥る場合もあるので注意しましょう。

    「疲れているときには甘いもの」というのも定番ですが、甘いものの食べ過ぎには注意。おかしの食べ過ぎで食欲がわかず、食事の量が減ってしまっては栄養バランスも乱れてしまいます。

    甘いものの食べ過ぎは、体調不良が悪化するだけでなく、肥満や生活習慣病の原因になりますので、量を控えめにしたり、おやつでも栄養補給出来るものを食べたいですね。

    【6月病かも、と思ったら】
    ・頑張りすぎない
    ・休養と栄養を取る
    ・食欲がないときは無理に食べない
    ・甘いものの食べ過ぎに注意する

     

    6月病対処法レシピ

     

    ①きちんと食事を取るための時短・作り置きレシピ

    忙しくて時間がないから…と食事をコンビニなどで済ませていると、栄養の偏りからさらに体調不良に。

    忙しいときこそ、少しでも身体に良いものを食べるようにしたいですね。

    時間がある休日に作っておける「作り置きレシピ」や、時間がないときにさっと出来る「時短レシピ」を知っておくと重宝します。

    ここでは、疲労回復ビタミンと言われるビタミンB1を豊富に含む、豚肉を使った作り置きレシピと、時短レシピを紹介します。

     

    【作り置き 豚肉とたっぷりきのこのみぞれ南蛮】

    豚肉を揚げないので手軽に作れる南蛮漬け。

    野菜ときのこもたっぷり入り、一品で栄養バランス満点です。お肉がさっぱりとおいしく食べられるので、疲れているときにおすすめ。

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    【レンジで!にらたっぷりひき肉春雨】

    春雨を事前に戻す手間もなく、レンジでチンするだけの超お手軽レシピ!

    にらに含まれるアリシンが、ビタミンB1の吸収を助けます。

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    ②食欲がないときにおすすめのレシピ

    栄養バランスは良いけど、胃腸に負担をかけないごはんものレシピです。もちろん、簡単・時短でできますよ!

     

    【かぼちゃとほうれん草の時短リゾット】

    残りものの冷ご飯を使って、さっと煮るだけ! あっという間にできてしまうリゾットです。

    免疫を強化すると言われるビタミンA(βカロテン)も豊富です。

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    【レンジで5分!温とろろ丼】

    切って混ぜたらチンするだけ。優しい味が疲れを癒してくれます。

    長芋は胃にもたれずに、ビタミン・ミネラルなどの栄養が取れるのでおすすめの野菜です。

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    ③甘いものが食べたい人は、糖質・脂質控えめで、栄養も取れるおやつを

    休日に疲れを癒すために、甘いおかしをバクバク食べるのは、血糖値の急上昇や栄養の偏りなどを招き、身体に負担をかけます。

    糖質・脂質控えめで、栄養も取れる、おすすめの簡単おやつレシピをご紹介します。

     

    【かぼちゃと水切りヨーグルトの黒蜜きなこデザート】

    緑黄色野菜・乳製品・大豆製品・ナッツが取れて、栄養がとても豊富なデザート。

    ビタミン・ミネラル・日本人に不足しがちな食物繊維など、バランス良く補えます。

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    【レンジで!とろけるおから餅】

    栄養満点なおからがおいしいスイーツに大変身!

    豊富な食物繊維が血糖値の急上昇も防いでくれる、身体に優しいスイーツです。

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    ストレスに負けないようにするためには、十分な休養と栄養が欠かせません。ちょっとした工夫で、日々の食生活の栄養バランスは改善することができるので、ぜひ、今回ご紹介したレシピを試してみてくださいね。

    「6月病かな」と感じたら、早めに対処し、心身の元気を取り戻してくださいね。

    こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
    ・夏バテに効く食材と暑い夏におすすめの調理法
    ・飲む美容液!甘酒で夏バテ防止!




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    このコラムを書いたArtist

    河埜 玲子
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    河埜 玲子

    • 医師
    • 日本キッズ食育協会医学アドバイザー
    • キッズ食育マスタートレーナー

    医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。

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