おいしい栗の季節。 今年もやっぱり作りました、上品な甘さでほっくり幸せな味。
鬼皮の状態でもう一度計りなおり、砂糖の量を調節してください。 甘さ控え目なので、お好みで。
栗をよく洗い、汚れや虫食いなどは取り除く。 十字に包丁で切れ込みを入れる。
圧力鍋に入れひたひたの水を入れ蓋をし火をつける。 圧がかかってきたら7分加熱し、火からおろし鍋に水をかけ急冷却する。
圧が抜けたのを確認したら取り出し、皮をむき鬼皮の状態にする。 この時、むいている栗以外は鍋の中に浸しておくとむきやすい。
小鍋にひたひたお湯と重曹を入れ、沸騰直前に弱火にし15分灰汁抜きをする。 この行程を2回繰り返す。
お湯を捨て水にさらし余分なすじを取り除いたら、キレイな鍋に栗と甜菜糖を入れ落としぶたをし弱火でことこと20分煮る。 火を消す直前にブランデーを加え一煮立ちしたら火をとめ、そのまま一晩寝かせてできあがり。
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奥津純子/タラゴン
1979年生まれ。 グラフィックデザイナー兼フードデザイナー。食育指導士。 お料理ブログ「タラゴンの挿し木」でレシピを紹介しながら、企業や雑誌のレシピ開発、料理教室を中心に活動中。 2男1女の子育てをしつつ食べ歩きから書道まで趣味多数。 書籍:「タラゴンさんちの大満足ごはん200」(集英社リビングムック) タラゴンの挿し木(料理ブログ) http://ameblo.jp/tarragon/