おせちに入っている「黒豆」の意味は?
黒豆はおせち料理には欠かせないもので、重箱に詰める場合は一の段に詰める事が一般的とされています。「まめ」は丈夫、元気、健康、長寿を意味する言葉で、家族の無病息災を願い、今年1年健康に暮らせるように願いを込められています。
ふっくらつやつや黒豆煮の作り方
【材料(作りやすい分量)】
黒豆 1袋(250g)
重曹 小さじ1/2
はちみつ 大さじ1
A塩 小さじ1
A醤油 小さじ2
A水 1L
A砂糖(黒糖使用) 150g
【作り方(調理時間2~3時間)】
1.Aを鍋に入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら火を止める。優しく水洗いした黒豆と重曹を加え、5~8時間置く。
2.1を火にかけ、沸騰したら弱火にしアクを取り除く。
3.2のアクを取りきったらキッチンペーパーを黒豆にかぶせ、空気に触れないようにし、1~3時間煮る。やわらかくなったら、はちみつを入れひと煮立ちさせる。
【コツ・ポイント】
・煮汁が少なくなり、煮汁から黒豆が見えてきたら、お湯を少し足してさらに煮込みます。それを黒豆がやわらかくなるまで繰り返します。
(水を入れると温度が急激に下がり黒豆が裂けてしまうため、できれば熱湯にしましょう)
・キッチンペーパーを蓋にするのは、黒豆が空気にふれないようにするためです。
(黒豆が空気にふれると、しわしわになるため)
・鍋の性質により煮加減が違うため、様子を見ながら加熱してください。
・冷蔵庫保存する場合は、黒豆が浸るように煮汁を入れて保存してください。
【保存方法・保存期間】
・密封容器に入れ冷蔵保存で1週間
・密封容器かジッパー付きの袋に入れ冷凍保存で3週間
・冷凍した場合、冷蔵庫に移し自然解凍します
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ふっくらつやつや黒豆煮【おせち】
黒豆煮を使ってリメイク!
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黒豆とクリームチーズのきなこ餅
いかがでしたか? 煮る時間はかかりますが、コツをおさえれば本当に簡単に作れる黒豆煮。基本をマスターしたら、ぜひアレンジレシピにも挑戦してみてくださいね!
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