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    • 公開日2017/04/25
    • 更新日2017/04/25

    【保存版】作り置きおかず!お弁当に便利なレシピと冷凍&解凍テク

    「作り置き」を「冷凍」して「お弁当」にできたら毎日とても楽ちんです。時間のあるときにまとめて作っておく「作り置き」おかず。これを冷凍してしまえば、鮮度の心配をする必要がなくなるので安心! おまけに小分けにして冷凍すれば、毎日のお弁当にも使えてしまうんです。

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    【保存版】作り置きおかず!お弁当に便利なレシピと冷凍&解凍テク

    新年度、新学期が始まり、新しい環境に慣れるのは大変ですよね。

    大変といえば、お弁当作りでしょうか? 慣れないお弁当作りを始められたお母さんにとって、栄養面や衛生面、献立など、いろいろなことを考えなくてはいけないお弁当作りは大変なもの。

    朝の慌ただしい時に、お弁当を1から全て作るとなれば、時間も掛かり、それが毎日だと、楽しいはずのお弁当作りもストレスになってしまいかねません。

    そこで今回は、お弁当作りに大活躍する、冷凍作り置きおかずの冷凍テクニックやコツ、レシピをまとめてみました。

     

    作り置きおかずを冷凍保存する時のポイント

     

    ①冷凍焼けと臭い移りを予防する

    鮮度とおいしさを保つ為には、空気に触れる事は厳禁です。冷凍する食品が空気に触れると、乾燥したり酸化してしまい、独特な臭いが移り、冷凍焼けの原因となります。

    これを避けるために食品を2重に包み、冷凍保存する事をオススメします。

     

    煮物はカップに入れ、そのまま冷凍すると取り出しやすい

    まず、ラップ、アルミホイル、ポリ袋などで食材を包み、更にジッパー付きの袋に入れて冷凍するとおいしく保存する事ができます。

    きんぴらごぼうやひじきの煮物など、お弁当用カップに詰めるものはあらかじめ、お弁当用カップに入れて冷凍しておくと、必要なだけ取り出して使えるのでとても便利です。

    この場合は冷凍庫でも使える容器にお弁当用カップを敷き詰め、おかずを入れ、ふたをして冷凍庫へ。なるべく空気に触れないよう、高さの低い容器を使うようにしましょう。

     

    揚げ物はアルミホイルで包むと、そのままトースターで加熱できて便利

    揚げ物などを再加熱する時は、カリッと仕上がるトースターを使うのがオススメなので、アルミホイルに包んで冷凍すると、自然解凍した後、アルミホイルを開けて、そのままトースターに入れられ、また、トースターも汚れないので一石二鳥です。

     

    ②余ったら、ではなく、最初から作って冷凍するつもりで調理を

    食材が余ったから作りおきおかずを作り、冷凍保存するのではなく、買ってきて新鮮な内に調理し冷凍保存します。

    そうする事で買ってきた時の鮮度を保つ事ができ、おいしさをそのままキープできます。

     

    ③冷凍保存するものは調味料を控えめに

    冷凍保存すると味がしっかり染み込むので、調味料はいつもより気持ち控えめに。

     

    ④作ったものは完全に冷ましてから冷凍する

    温かいものをラップで包んだり密閉容器に入れると。蓋に水滴が付き、その水滴が落ちておかずに付き、菌が繁殖して傷みやすくなります。

    菌の繁殖を防ぐ為にも、常温で完全に冷ましてから冷凍しましょう。

     

    ⑤食品用アルコールスプレーを活用する

    密封容器に入れて冷凍する場合は、食品に掛かっても問題のないアルコールスプレーを吹きかけて保存すると、より安心です。

     

    冷凍作りおきおかずは、冷凍庫で自然解凍後、再加熱を

    基本、冷凍したものは冷蔵庫へ移し、自然解凍をしてから再加熱する、という事を覚えておきましょう。

    自然解凍をした物は必ず、再加熱をして菌の繁殖を防ぎます。

    やむを得ず、自然解凍を省き、急速解凍する場合はレンジで温める事も可能ですが、あまりオススメできません。食品にもよりますが、凍っているものに対して急激に熱を加えると、固くなってしまったり、味が悪くなってしまう事もあります。

     

    冷凍保存に向かない食材

    じゃがいも(マッシュは可)、豆腐、レタス、キャベツ、こんにゃくと水分が多いものや、繊維の多いたけのこなど

     

    冷凍できる作りおきおかず

     

    【鶏チャーシュー】

    厚切りにして鶏チャーシュー弁当に、薄切りにしてご飯の上にのせて丼弁当に。

    冷めてもジューシーでやわらかく、ご飯が進む鶏チャーシューです。

    1回分ずつに切り分け、ラップに包みジッパー付きの袋に入れて冷凍します。

    詳しいレシピ

     

    【鮭の味噌照り焼き】

    お弁当おかずの定番、鮭を使った味噌照り焼き。

    コクのある味噌ダレを照り焼きにしていますので、香ばしく、食べごたえがあります。

    こちらも、1回分をラップに包みジッパー付きの袋に入れて冷凍します。

    詳しいレシピ

     

    【減塩きんぴらごぼう】

    かつお節をお茶パックに入れて使い、だしを引く手間を省きました。

    だしをきかせた、きんぴらごぼうはお弁当の定番おかずです。調味料もわずかで済む為、減塩に繋がります。

    お弁当用のカップに入れ、冷凍します。

    詳しいレシピ



    冷凍作り置きおかずを上手に活用して、楽しいお弁当作りを楽しんでください。冷凍おかずがあれば、時間にもゆとりができるので、心にもゆとりがうまれますよ。

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    このコラムを書いたArtist

    鈴木美鈴
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    鈴木美鈴

    • トータルフードコーディネーター

    料理研究家。 【著書・盛るだけつめるだけ毎日かんたん作りおきおかず】 Nadia Artist。 料理コンテストにて多数受賞歴あり。 Web、雑誌、企業様、食品メーカー様へレシピ提供、監修、掲載、撮影、 スタイリングコラム、執筆など幅広い活動をさせていただいております。 レシピのコンセプトは、「素材をいかしたココロとカラダにやさしい料理」 だしを使った本格的なレシピから、身近な食材で簡単に作るレシピまで、 幅広いレシピでどなた様にもご対応できるようにさせていただいております

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