今話題の万能調味料「しょうがみりん」
「しょうがみりん」とは、すりおろしたしょうがを、本みりんで煮込んで作る調味料です。
本みりんは沸騰させることでアルコール分が飛び、煮詰めると少しとろみがつき甘みがたちます。さらに、すりおろしたしょうがは火を通すことで辛みがマイルドになるため、しょうがみりんはしょうがの風味が効いていながらも甘みがある調味料なんです。
作り置きしておけば、料理のたびにしょうがをすりおろす手間もなく、ささっとお料理やお菓子作りに活用できるのでとても便利ですよ。冷蔵庫で約1ヶ月保存可能なのもうれしいところ。
今回は、そんなしょうがみりんの作り方と活用レシピをご紹介します。
とっても簡単！「しょうがみりん」を作ってみよう
【材料（作りやすい分量）】
しょうが…80g
本みりん…200ml
【作り方】
1．しょうがは、皮をむかずにきれいに洗ってすりおろします。（皮の汚れがひどい場合はむいてください。）
2．鍋におろしたしょうがと本みりんを入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にして8分煮詰めます。
今回は年間を通して売っているしょうがを使いましたが、新しょうがを使った場合は味や水分量が変わってくると思います。作りながら味をみて、料理に使う時に分量はお好みで調整してください。
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『【万能調味料】しょうがみりん』
ドレッシングにもジャムにも！「しょうがみりん」のアレンジレシピ
どんぶりやうどんのトッピングに！5分でできちゃうお手軽そぼろ
しょうがみりんはお肉とも相性抜群！ 今回は合挽き肉に混ぜてみました。しょうがみりんのしょうがはすりおろして作っているので、合挽き肉に混ぜてることでまんべんなく香りがプラスされて味わい深いそぼろになります。
5分もあれば出来上がる手軽さなのに、ご飯にのせてどんぶりにしたり、うどんのトッピングにしたりととても便利な一品です。余ったら翌日のお弁当にそぼろ弁当として使えますよ。
フライパンを中火にかけ、合挽き肉・しょうがみりんを炒め、みそ・しょうゆで味付けするだけ。しょうがみりんで炒り煮にすることで、しっとりやわらかく、やさしい甘さに仕上がります。もっと甘めのそぼろがお好みの方は、はちみつや砂糖を加えてください。
【主な材料】
合挽き肉
しょうがみりん
みそ
しょうゆ
●詳しいレシピはこちら
『しょうがみりんで5分そぼろ』
しょうがとポン酢の香りが爽やか！しょうがみりんドレッシング
しょうがみりんを使ったドレッシングでトマトをマリネしてサラダに添えました。ドレッシングはポン酢やごま油と合わせてあっさりした味わいに。蒸し暑くなる梅雨や夏など、これからの季節にぴったりのレシピです。
切ったトマトを、しょうがみりん・ポン酢・ごま油と和えて5分ほどなじませたら、お好みの野菜にかけて一緒にお召し上がりください。
【主な材料】
トマト
しょうがみりん
ポン酢
ごま油
●詳しいレシピはこちら
『しょうがみりんのあっさりサラダ』
「しょうがみりん×いちご」で簡単手作りジャムに
しょうがみりんとお好みの果物を煮詰めれば、手軽にジャムも作れます。まだ肌寒い日もある今の時期だけでなく、冷房や冷たい飲み物の摂り過ぎで意外と身体が冷えるこれからの季節には、しょうが入りのぽかぽか温まるジャムを紅茶に入れて飲むのもおすすめ。
今回は、今が旬のいちごを使いました。粗みじん切りにしたいちごとしょうがみりんを鍋に入れて中火にかけ、水分が少なくなるまで加熱します。アクが出てきたら、こまめに取り除いてくださいね。
【材料】
いちご
しょうがみりん
●詳しいレシピはこちら
『ストロベリージンジャージャム』
しょうがみりんの作り方とアレンジ料理はいかがでしたか？ しょうがもみりんも、いつもの料理に頻繁に使うものですから、しょうがみりんを作っておけばふだんのお料理で手軽に使うことができてとても便利ですよ。保存可能期間も1ヶ月と長めですので、ぜひ一度お試しください。
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