もっちり、ふわふわ!はちみつ白パン
今回は、我が家の子どもたちも小さい頃からよく食べている、はちみつの優しい甘さに癒される白パンです。もっちりふわふわで、手のひらサイズ。小さい子どもも食べやすくておすすめです。
真っ白に焼き上げるコツは、オーブンの温度設定。焼き色がふんわりつく程度に調整しながら焼いてください。
はちみつ白パンの作り方
【材料(6個分)】
強力粉 125g
薄力粉 25g
Aはちみつ 20g
Aドライイースト 3g
水 75~80g
塩 3g
無塩バター 15g
【作り方】
1.材料を準備する。
・強力粉と薄力粉を合わせる。
・大きめのボウルに合わせた粉類の半量とAを入れ(ボウルA)、小さいボウルに残りの粉類と塩、角切りにした無塩バターを入れる(ボウルB)。
・水は人肌(ぬるいお風呂くらい)に温めておく。
2.生地を混ぜる。
ボウルAのイーストめがけて水を加え、粘りが出てなめらかになるまでヘラで手早く混ぜます。ボウルBを加えてさらに混ぜ、ひとかたまりになったら台に出してこねていきます。
3.生地をこねる。
生地を伸ばしたり叩いたりを繰り返します。バターが生地になじむまでは伸ばしを繰り返して、その後は叩きも加えながらこねます。ベタついてデコボコしていた生地が、手にベタつかず表面が滑らかになるまで5~10分程度こねます。
4.一次発酵させる。
生地の表面をぴんと張るようにして丸め、とじ目を下にしてボウルに入れてぴったりとラップをし、2倍の大きさに膨らむまで暖かいところに置きます。発酵時間はオーブンなどの発酵機能を使うと40度設定で30~40分、暖かい季節の常温なら60分程度で膨らみます。粉をつけた指で押して、戻ってこなければ発酵完了のサインです。
5.分割する。
生地を台に取り出し、6等分にします。生地を丸めてとじ目を下にして置いたら、かたく絞った濡れ布巾をかけて10分ほど寝かせます(ベンチタイム)。
6.成形して二次発酵させる。
生地の表面がぴんと張るように丸め直し、とじ目を下にしてオーブンシートを敷いた板に等間隔に並べます。乾燥させないようにして暖かいところで、ひと回り大きくなるまで二次発酵させます。目安は20分~30分ほど。白パンは焼き縮みしやすいので、発酵時間を少し短めにするとパンが冷めたときにしわがよりにくいですよ。
7.焼成する。
最後は、白パンの最大のポイントである焼成です。
二次発酵が終わった生地に、茶こしなどで強力粉(分量外)をたっぷりめにふりかけてください。
オーブンは200℃の高温で予熱をしておき、焼くときに150度に下げて10~12分。ほんのり焼き色がつく程度まで様子を見ながら時間調節してください。
焼き色をあまりつけませんが、生焼けにならないように注意が必要です。パンの表面がパリッとしているか、パンの底に焼き色がついているかを目安にするといいと思います。
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『はちみつ白パン。』
基本の白パンをちょこっとアレンジ
はちみつ白パンの仕込み水を牛乳に、はちみつを砂糖にして作る白パンもおすすめです。ふわふわでほんのり甘くて、そのまま食べても美味しいですよ。
ミルクたっぷりで優しい風味のふたごパン
強力粉200gで作るので、はちみつ白パンよりも1個あたりが少し大きいサイズでできあがります。成型もまん丸ではなく、「ハイジの白パン」のようなふたごのパンにしました。丸めた生地の真ん中に、細い麺棒か箸をぎゅっと押し付けて、しっかりと溝を作って焼き上げましょう。
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『たっぷりミルクのふたごパン。』
我が家の定番!レンジで作る簡単チョコスプレッド
ふわふわの白パンといつも一緒に作る、我が家の定番スプレッドがあります。お好みの板チョコに生クリームとバターを少し加えて作るスプレッド。電子レンジ加熱するだけで簡単です。ミルクチョコなら甘く、ビターチョコならほろ苦いスプレッドに。白パンと一緒にどうぞ。
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『簡単チョコクリーム。』
ふんわり、やわらか。低温で焼き上げる白パンをご紹介しました。そのまま食べるのはもちろん、チョコスプレッドをつけたり、具材を挟んでサンドイッチとして食べるのもおすすめです!
ぜひ試してみてくださいね。
これまでのパン連載はこちら
・栁川さん家のパンのある生活